2018-12-29 No.340
[2018.12北海道十勝 シマエナガ 可愛いぃぃぃっ]
「鳥界のスーパーアイドル、
シマエナガってどんな鳥なの?
いつどこで見られるの?」
そんな疑問にお答えします。
本日の記事の内容 ・生態 ・探し方 |
どうも、モーリーです。
ハンターとして、
環境コンサルタントとして、
山野を歩く私が
山で見たり気づいたりしたことを紹介します。
シマエナガの生態
[2018.12北海道十勝 シマエナガ(島柄長)]
シマエナガとは内地にもいるエナガの亜種で、
日本では主に北海道に生息します。
あまりの可愛いさから、
鳥界のアイドルとも呼ばれています。
名前の由来は、
シマ(島)は北海道をさし、
尻尾が長いので、柄(尻尾)長で、
シマエナガ(島柄長)と呼ばれます。
アイヌ語でウパシ・チリ。雪鳥の意。
大きさ
大きさは14cmで、スズメ大。
尾の長さが8cmあります。
尾の長さを除くと、
実は日本最小の鳥です。
重さは8g。
ちなみに、
スズメが24g。
キクイタダキが6gで
日本最小の重さです。
時期
冬12月−2月。
北海道には年中いますが、
夏は山奥で生活するため、
出会うのは困難。
また、夏は羽が変わり
スズメのようにスレンダーになり、
モフモフしておらず、
あまり可愛くありません。
冬のシマエナガは
防寒対策として、
羽毛をダウンジャケットのように
モフモフさせているのです。
ですから、
シマエナガは冬が可愛いのです。
場所
北海道、
針葉樹を含む林に多い。
青森県でも数年に一度ほど目撃情報が出ます。
長野県でも目撃記録はあるようです。
札幌なら西野や真駒内の公園で
見つけられると思います。
街中の中島公園でも
見られるかもしれません。
行動
[2018.12北海道十勝 シマエナガ]
5−10羽ほどの集団で行動する。
常に樹上を動き回ってエサを探している。
食性
木に付く虫や種子など。
探し方
[2018.12北海道十勝 モフモフ感溢れるシマエナガ]
シマエナガの探し方のポイントです。
北海道の12-2月午前中。
ある程度針葉樹がまとまってある公園や林など。
多少風があっても大丈夫。
-10度を超えると、いない気がする。
5−10羽ほどで行動する。
声は「チュリジュリチュリジュリ」とあまり可愛くない。
常に動き、枝の多い場所にいるので、撮影は難しい。
ペット飼育
可愛いシマエナガですが、
ぺットとして飼育することはできません。
鳥獣保護管理法という法律により、
採捕・飼育は禁止されています。
ぬいぐるみや写真・イラストで
我慢してください。
では、もう一度。
めんこいのぉ〜〜〜!
冬の北海道では、
シマエナガやオジロワシ、
オオワシ、タンチョウなど
多くの珍しい鳥たちと
出会うことができます。
貴方も仕事が落ち着いたら、
双眼鏡と一眼レフカメラを持って
のんびり遊びに来てください。
したっけぃ