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ハンター日記

ジビエ 狩猟したエゾシカ肉の7つの各部位

更新日:

2019-04-10 No.371

エゾシカ肉の解体後[2019.1北海道十勝 エゾシカ解体後の各部位]

エゾシカ肉ってどんな味なんだろう?
牛には色々な部位があるけど、エゾシカも同じなのかな?
そんな疑問にお答えします。

本記事の内容

・ジビエ エゾシカ肉の7つの部位

どうも、猟師ハンターのモーリーです。

いかがお過ごしでしょうか。

北海道十勝もすっかりと春めいて、
雪が解け
フクジュソウが咲き、
新芽が土からニョコニョコと顔をだす、
そんな時期を迎えています。

さて、冬の間に狩猟に行って来ました。

昨シーズン(2018.10-2019.3)、
北海道では狩猟の自粛ムードで、
猟師を警戒する住民の通報や警察の見回りも
例年よりも厳しかったと聞いています。

そんな中ソロっと冬山へ。

エゾシカの猟場[2019.1北海道十勝 猟場 いたることにエゾシカの足跡がある]

 

狩猟の様子を紹介した記事:

Breath of the wild 命の息吹

狩猟へ 単独猟の失敗事例の紹介

 

ジビエ エゾシカ肉の7つの部位

エゾシカの餌は山野に生える草や木です。
冬はササを食べています。

家畜のように配合飼料などは食べません。

まさに天然の食材であり、
自然からの恵みです。

そんな天然のお肉を紹介します。

背ロース

エゾシカの背ロース[ジビエ エゾシカの背ロース]

エゾシカの背骨周辺のお肉、背ロースです。

ホントは1mくらい長い部位になるのですが、
3等分しています。

猟師たちの間で一番人気の部位で、
刺身※で良し、焼いて良し。

猟師(猟師の友達も)だけが味わえる最高の部位です。

 

モモ肉

ジビエ エゾシカのモモ肉[ジビエ エゾシカのモモ肉]

エゾシカのモモ肉です。
お店でエゾシカ肉を食べる時、
出てくるお肉はモモ肉が多いと思います。

低カロリーで高タンパク。

刺身ではあまり食べませんが、
ステーキにはピッタリです。

このサイズで10kgほどあり
運ぶのはかなり重いです。

 

内ロース

エゾシカの内ロース[ジビエ エゾシカの内ロース]

エゾシカの内臓を取り出し、
背骨からの内側にあるロースが内ロースです。

背ロースと同じく、
刺身で良し、焼いて良しの希少な部位です。

 

アバラ

エゾシカのアバラ[ジビエ エゾシカのアバラ]

エゾシカのアバラ肉です。

あばら骨は抜いてあります。

白い部分は脂身です。

実はちょっと苦手な部位で、
ほのかな獣臭やクセを感じる部位だなと思っています。

他の人は感じないといいますが、
私はやや気になります。

濃い目の味付けやディアシチューに
向いているのかなと思っています。

 

横隔膜

エゾシカの横隔膜[ジビエ エゾシカの横隔膜]

エゾシカの横隔膜です。
牛でいう、ハラミになるのかな。

ここもほのかな獣臭とクセがあるので、
アバラ肉と同じような使い方をしています。

 

心臓

エゾシカの心臓[ジビエ エゾシカの心臓]

エゾシカの心臓です。
ハツですね。

この部位はオススメな部位で、
刺身※で良し、焼いて良し。

食感もプリプリして、
血の味もうま味に昇華している部位で
大好きな部位です。

 

肝臓

エゾシカの肝臓[ジビエ エゾシカの肝臓]

エゾシカの肝臓です。
レバーです。

エゾシカのレバーは牛や鳥や豚と比較して、
はるかに豊富な栄養と鉄分を含み、
新鮮なものはクセも臭いもなく、
最高に美味しい部位です。

レバーも刺身で極上、レバニラも極上です。

※ジビエの生食は肝炎や寄生虫による被害を引き起こす恐れがあります。
 特にエゾシカのレバーには肝蛭(かんてつ)という寄生虫が
 かなりの確率(60%以上※実体験からの数字なのでアカデミックな数字ではない)で寄生しています。
 生食する際は、ご注意ください。
 ちなみに、レバーにいる肝蛭は一度冷凍保存すると死滅しますので、
 私は一度凍らせてから解凍した上で生で食べています。

 

これらの部位の他にも
舌(タン)やオスなら睾丸などもとれます。

このように一頭のエゾシカから
多様な部位がとれます。

北海道の厳しい冬を生き抜いている
エゾシカをいただいています。

その味は力強く美味しく、
低カロリー高タンパクで健康に良く、
最高の食材であるといえます。

そんなエゾシカを食べられることに感謝しています。

 

したっけぃ

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

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