2017-04-28 No.162
ハクチョウの渡り
[2017.4.24北海道十勝 ハクチョウの群れが北へ渡っていく]
先日、川を歩いていると、ハクチョウの群れが北の方角へ飛んでいきました。
ハクチョウに発信器を付けた調査があり、その調査結果ではロシア東部のサハリンやアムール川周辺に飛んで行ったとの報告があります。
北海道からロシアの東部まで自力で移動する、その飛翔力に驚きです。
狩猟の時にもエゾシカを見つけると、我々から逃げるために急斜面を一目散に駆け上がるその走力にも驚きます。
野生の力を目の前にすると、人間の運動力との差を痛感します。
スプリング・エフェメラル エゾエンゴサク
[北海道十勝 エゾエンゴサク 春植物(スプリングエフェメラル) 山菜として食可]
北海道の春の訪れは、まずザゼンソウが雪を割り、そのすぐ後にフクジュソウが開き、そしてフキノトウがニョキっと顔をのぞかせます。
その後に咲くのがエゾエンゴサクです。
早春の林のやや湿った場所に生育する可憐な青い花は、実は葉も花もいただける春の山菜の一つです。
[ザゼンソウ 北国の春を告げる植物のトップバッター]
[エゾエンゴサク群生 青く見えるものがエゾエンゴサク あるところには群生している]
[エゾエンゴサク 春植物(スプリング・エフェメラル) 薄い青色が春の山野を彩り春の妖精とも呼ばれる]
春の早い時期に花を咲かせ、葉も6月頃には萎れ、その後は来春までジッと地下で待ち越冬する。
地上に姿を見せる期間は非常に短い。
そのような生態をもつ植物を【春植物(スプリング・エフェメラル)】と呼びます。
フクジュソウやエンレイソウなども該当します。
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エゾエンゴサク 春の妖精
山菜 エゾエンゴサク
[エゾエンゴサク 花も葉も一緒に食べられる ザッと水洗いした様子]
春の妖精と言われる可憐な春植物のエゾエンゴサクですが、葉も花も茎も食べられます。
味はクセがなく、生でもスッと口に入ります。
ネットを検索すると、サッと茹でて「おひたし」にしていただくとあります。
が、茹でると花の色がすぐにくすんでしまい、見た目がよろしくありません。
ですので、私の場合は水ですすいで、そのままドレッシングをかけていただきます。
[エゾエンゴサクのシーザーサラダ]
美味しい素材はシンプルにいただくのが一番です。
今日もご馳走様でした。
明日からゴールデンウイークですが、多くの人が働いています。
楽しい休日を過ごせるのもどなたかが働いているからです。
感謝の気持ちを忘れずに、しっかりと休養とリフレッシュしたいですね。
したっけぃ