2020-11-27 No.661
どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。
獲ってきたエゾシカ肉で
ローストディアを作りました。
鹿肉を色々な料理で食べてきましたが、
今はこのローストディアが
一番気に入っている鹿肉料理です。
ローストディアについてお届けします。
ローストディアの作り方
今回は猟師だけが食べられると言われる
エゾシカの「背ロース」を使用した
ローストディアを作ります。
エゾシカ肉の背ロースを
20cmほどに切ります。
背ロースに
塩コショウをかけます。
私はシンプルに塩コショウのみですが、
オールスパイスなんかを混ぜても良しです。
この状態で、乾燥しないように
布や紙を巻いて冷蔵庫に保管します。
保管期間は
一晩でもよく
一週間でも良いです。
しっかりと塩を振っているので
腐ることはありません。
冷蔵庫から出した鹿肉を
アルミホイルで包み、
フライパンで熱していきます。
フライパンの余熱も利用するので
使用するフライパンは
中華鍋など分厚く大きなフライパンがおすすめです。
肉の熱さにもよりますが、
中火で4分ほど
途中でひっくり返しながら
蓋をしながら
熱していきます。
4分経ったら
火を止めて後はフライパンの余熱で
じっくり温めていきます。
ローストビーフなどを作る時は
フライパンで直接表面を炒めてから
アルミホイルに包んで、
お湯で煮る方法が定番です。
しかし、
私の方法だと
お肉の肉汁が染み出ることもなく、
フライパンや鍋などを汚しませんし
楽です。
そして、ローストディアが完成しました。
ローストディアの味
完成したローストディアをスライスしました。
いい感じで仕上がっています。
先日作った
ローストビーフのスライス面を
比較画像としてあげておきます。
ローストディアと比較すると
脂肪分が目立ちます。
やはり、
低脂肪高タンパクで比較すると
ローストディアに軍配があがります。
味も
配合飼料で育った牛と比較すると
山野の草のみを食べて大きくなった
エゾシカの方が美味しいと感じています。
こちらがローストディアの
スライス面です。
脂肪分が少なく、
味もクセがなく肉肉しく美味しい。
基本的にお肉は
刺身が一番美味しく
栄養もあると考えています。
しかし、
肉の刺身食は寄生虫や肝炎など
安全性に心配があります。
お肉本来の味を
安全性を考慮した上で
かつ美味しく味わう方法は
ローストディアかなと今は思います。
ローストディアを作っておくと、
ラーメンのチャーシューや
炒飯のベーコンの代わり、
お酒のおつまみなど
多くの役割を担ってくれます。
ごちそうさまでした。
したっけぃ