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ハンター日記

猟師のジビエ エゾシカのハツ(心臓)の塩こうじ漬け プリプリ触感を味わい深く柔らかく

更新日:

2024-02-15 No.1038

どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。

北海道十勝は2月とは思えない暑さを迎えています。

2024/2/14の最高気温は11.9℃!?

この時期に10℃を超えることはあまり記憶にありません。

しかも...その一週間前の2/7の最低気温は-20.7℃?!

その気温差は30℃以上...

気温のアップダウンに体調も優れません。

貴方はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今回は先日獲ってきたエゾシカの心臓を下処理しましたので、その様子をお届けします。

 

 




 

ジビエ エゾシカのハツ(心臓)

エゾシカの心臓

[2024.1北海道十勝 エゾシカのハツ(心臓)]

エゾシカの心臓です。

大きさが分かるようにマッキーを隣に置いています。

大人の男性の握りこぶしを二つ合わせた程度の大きさでしょうか。

心臓の表面には脂肪の付着が見えますが、心臓はほぼ筋肉の塊(かたまり)です。

低カロリー高たんぱくを体現している食材と言えます。

 

エゾシカの心臓

[2024.1北海道十勝 エゾシカのハツ(心臓)を半分に割ったもの]

食材としてのエゾシカの心臓(ハツ)はプリプリでしっとりしており、クセはなく、味は豊かな筋肉の味がありつつも淡泊。

その淡泊な味に更なる深みと豊潤さを加えるアイテムがあります。

【塩こうじ】です。

参考サイト:

cookpad 発酵調味料★塩こうじ

 

 




 

心臓の塩こうじ漬け

エゾシカのハツ(心臓)

[2024.1北海道十勝 エゾシカのハツ(心臓)をスライスしたもの]

ハツを食べやすいサイズにスライスします。

見てください、この肉質。

良質なたんぱく質と滑らかさ。

美味しいものです。

猟師ならではの食材だと思います。

 

 

エゾシカのハツ(心臓)

[2024.1北海道十勝 エゾシカのハツ(心臓)をスライスしたものに塩こうじをまぶす]

これまではスライスしたものをフライパンであぶって酒のつまみとして食べていました。

 

塩こうじに漬けると、肉も柔らかくなって噛み砕き易くなっています。

そうするお味噌汁やポトフなどのスープに入れても合います。

 

これまでのエゾシカは肉が硬くステーキやローストディア、焼肉がメインでしたが、塩こうじに漬けることで柔らかくなったことから鍋の食材としての利用も広がりそうです。

塩こうじに漬けることで、食材としての利用の幅も広がると感じています。

楽しみ^^

 

 

エゾシカのハツ(心臓)

[2024.1北海道十勝 エゾシカのハツ(心臓)をスライスしたものに塩こうじにまぶしてある]

この心臓の赤身の紅さ、塩こうじの白さ。

紅白でめでたい下処理となりました。

ジビエに限らずスーパーのお肉でも魚でも塩こうじ漬けオススメです。

お試しください。

 

 

関連記事:

ジビエ 狩猟したエゾシカ肉の7つの各部位

 

したっけぃ

 

 




 

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

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