自然の中でドキドキワクワク!北海道から貴方へのラブレター。I'm a hunter. This website is about wildlives of Hokkaido, Japan. Please check under orange-button, for reading in your languages.

ハンター日記

山菜タラの芽(タランボ)とは、採り頃や冷凍保存方法・レシピについて

投稿日:

2021-05-13 No.741

どうも、北海道十勝のハンター モーリーです。

タランボを採ってきました。

タランボとタラノキの芽の事です。

北海道などではタラの芽の事を
『タランボ』と呼んでいます。

他にも
「オニノカナボウ」
「タラッペ」
など多様な呼び方あるようです。

多様な地域で
様々な呼び方があるということは
広い地域で昔から親しまれている
山菜であったということです。

また、タランボは
山菜を代表する食材で
味が良く、調理もしやすい事から
非常に人気が高く
山菜採りたちの間でも
採り合いになります。

そんなこともあり、
私も毎年採りに出ますが
自分用の1-2食分と
家族や友人の分だけ採り、
積極的には採りにでません。

今回は札幌の友人が
食べてみたいとのことなので
少し多めに採ってきました。

タラの芽(タランボ)についてお届けします。

 

関連記事:

タランボ 冬眠から目覚めたヒグマがいる山へタランボを採りにいってみた

山菜採りに行く時の4つの心構え【謙判残湯】 自然への畏敬と配慮、そして自分の体を労わること

 




 

タラノキ(タラの芽・タランボ)とは

タラの芽(タランボ)

[2021.5北海道十勝 タラノキの新芽 食べ頃をやや過ぎる]

タラノキ(Aralia elata)

ウコギ科の落葉樹で
高さは4-5mほどまでしか
生長しない低木です。

新芽は山菜として、
樹皮は糖尿病や腎臓病の
薬草として利用されます。

主にユーラシア大陸の東側に分布しています。

 




 

タラの芽(タランボ)の採り頃

食べ頃

タラの芽(タランボ)

[2021.5北海道十勝 ベストな食べ頃のタラの芽(タランボ) 芝桜の上に置いてみた]

今回採ってきた中で状態が良いものがこれ。

これくらいの生長具合がベストのタラの芽です。

畑で管理されている訳ではないので
このようなベストのタラの芽は
なかなか見当たりません。

 

やや葉が開くも食べ頃

タラの芽(タランボ)

[2021.5北海道十勝 やや葉が広がるも食べ頃のタラの芽(タランボ)]

やや葉がひらいていますが
これくらいの状態でも
十分美味しくいただけます。

これくらいのは天ぷらも良いですが
サッと湯がいて味噌マヨ和えなども
美味しく頂けます。

 

 




 

 

タラの芽(タランボ)の保存とレシピ

タラの芽の保存

タラの芽(タランボ)

[2021.5北海道十勝 タラの芽(タランボ)]

いつもはサッさと自分で食べたり
友人へ持っていったりして、
すぐに消費していましたが、
今回採ってきたタラの芽は
札幌の友人に送ることから
保存の必要があります。

タラの芽の冷凍保存は初めてなので
以下のサイトを参考にして
冷凍保存しています。

 

参考サイト:

ニチレイ 【タラの芽の保存】冷凍がおすすめ!凍ったまま和え物や天ぷらに

 

タラの芽(タランボ)の冷凍保存方法メモ

タラの芽(タランボ)

[2021.5 タラの芽(タランボ)の冷凍方法]

1.タラの芽をザッと洗う

2.はかまを外す

3.タラの芽を4-6個ずつラップに包む

4.冷凍用保存袋に入れて冷凍する

5.冷凍庫で2-3週間保存可能

 

多少アレンジしましたが
冷凍保存してみました。

タラの芽の
シャクシャク&ホクホクした食感、
春の山菜の香り、
が残っていると嬉しいですね。

 

タラの芽(タランボ)のレシピ

タラの芽のレシピ

[タラの芽(タランボ)の味噌マヨ和え]

葉のひらいた大きなものは
サッと湯がいて味噌マヨ和えにしました。

味噌マヨ和えのポイントは
湯がくタイミングです。

私の場合は沸騰したら火を止めて
一口サイズに切ったタラの芽を
お湯に入れて、1分弱湯がきます。

茹ですぎるとタラの芽の食感が
損なわれてしまうので、
茹ですぎないことが肝心です。

取り出して流水で冷やし
水を絞っておきます。

味噌とマヨネーズ、お酒を和えて、
タラの芽を入れてかき混ぜると完成。

味噌とマヨネーズの味に
タラの芽の食感と香りが負けておらず
大変美味しいおかずができました。

ごちそうさまでした。

 

関連記事:

タランボ 山菜の王様 一番のレシピは天ぷら

 

したっけぃ

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

-山菜
-, , , ,

Translate »

Copyright© ハンター日記 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.