事情がありスズメバチの巣を撤去しました　蜂の巣の撤去方法と蜂の子のレシピ

2021-09-24 No.886

どうも、北海道十勝のハンター モーリーです。

庭の物置にスズメバチの巣ができていました。

 

関連記事：

スズメバチがやってきた　庭や物置にスズメバチが巣をつくった時の対処方法

 

特に問題はないかなと思い放っておきましたが、そうも言っていられなくなりました。

 

実は古い物置を撤去して新しくすることになりました。

本当は新しい女王蜂が巣立つ日（10月中旬以降）まで工事を待ってもらう予定でしたが、業者の都合で工事の日程が早まってしまいました。

作業員さんたちへの刺傷事故が発生しないよう、蜂の巣を事前に撤去しなくてはならなくなったのです。

可哀そうですが、蜂の巣を撤去して蜂の子を食べることにします。

以下の簡単に蜂の子をパスタにした30秒ほどの動画を添付しました。

お時間がよろしければご覧ください。

 

ハチの巣の撤去方法

蜂の巣の撤去は自分でやります。

業者に頼んだらいくらかかるか分かりません。

撤去の方法は蜂ジェットを使った簡単な方法から、巣の中の蜂の子を食べる目的なら毒である蜂ジェットを使わない徒手空拳の方法もあります。

私は自ら奪った命は須らく食べることを基本信条にしています。

ですので、今回も蜂の子が食べられるよう蜂ジェットを使わずに、徒手空拳で撤去しました。

なお、私は野生生物の調査を仕事としていることもあり、行政から蜂の巣の撤去の仕事を受けたことも何度かありますので蜂の巣の駆除はある程度慣れています。

以下に、私の蜂の巣の撤去方法を箇条書きします。

 

蜂ジェット（蜂駆除スプレー）で撤去する方法

蜂ジェットや蜂駆除スプレーを利用すると誰でも蜂の巣は駆除できます。

ただし、スズメバチの巣を駆除する必要がある時は十分に注意が必要ですが。

 

1.駆除対象のハチの巣を確認する（スズメバチの場合は命懸けになるので要注意）

2.駆除できそうな蜂なら蜂駆除スプレーを購入する

3.暗くなったら（21時頃）蜂の巣に蜂の出入口を目掛けてスプレーをたっぷりかけて帰る

4.翌朝、巣を確認する。まだ蜂が元気そうならその夜に再度スプレーをかける

5.蜂の活動が確認できなくなったら、棒などで巣を落とす

6.巣を撤去すると「戻り蜂」と呼ばれる帰る巣を失って狂暴化する蜂が周辺をウロウロするケースがあります。ですので、巣の近くにはスプレーをたっぷりかけて戻り蜂を近寄り難くすると良い

以上

 

参考サイト：

プロが教える蜂の巣駆除の方法【自分で安全にできる対策とは？】

 

 

 

徒手空拳で蜂の巣を撤去する方法

こちらは蜂の子を食べるために蜂駆除スプレーを用いない方法です。

あまり、参考にしないでご覧ください。

 

1.蜂駆除用の防護服があると良い

2.蜂用防護服が無い人はなるべく白色か黄色のスキーウエアに手袋、フルフェイスヘルメット、長靴で防備する。首回りなどのスキマにはガムテープを巻いて蜂が隙間から入ってこれないようにする

3.厚手のビニール袋（オオスズメバチ以外なら薄手の買い物袋でも可）を用意

4.蜂の巣に近づける脚立を用意して、蜂の巣に近づく

5.ビニール袋で蜂の巣全体を覆う（ここで蜂が袋の中で暴れるが慌てず騒がず落ち着いて）

6.ビニール袋を上のほうで閉じて中の蜂たちが出てこないようにする

7.虫かごなどに入れて蓋をしっかりする

8.2-3日放置すると中の蜂は元気がなくなるので、人のいない場所で虫かごから巣を出して解体する

 

箇条書きで書いていますが、命懸けです...。

貴方は真似しないでください。

 

巣の撤去から2日後のスズメバチの様子。

ぐったりしています。申し訳ない...。

 

巣の中の蜂の子たち。

まるまるして美味しそう。

こちらはピンセットで一匹づつ巣から取り出します。ごめん...。

 

 

【閲覧注意】蜂の子の下処理

※以下、ややグロテスクな画像がありますので閲覧注意です。

蜂の子はそのお腹の中にいっぱいの肉団子が入っています。

要はウンチです。

ですので、そのウンチを取り除きます。

 

ピンセットでこのように内臓を取り除きます。

流水でザッと洗い、下処理の終了です。

 

私はパスタや炒飯の材料にします。

信州では「へぼめし」と言って蜂の子ご飯にしたりするようです。

お酒のつまみに素揚げにしたり、塩と油で炒める食べ方をする方もいるようです。

滋養強壮に優れている食材で、中には聴力の改善に効果があるとの報告もあります。

 

参考サイト：

蜂の子　明らかになる健康機能

 

貴方は蜂の巣は駆除しないで、女王蜂の巣立ちを見守ってあげてくださいね。

したっけぃ

 

スズメバチの一生を描いた百田尚樹の秀作です。生きるとは何か、ある働きバチの一生を通じて考えさせてくれる作品です。