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ハンター日記

馬と歩く散歩道 昔の猟師は馬に乗って狩猟する

更新日:

2018-11-26 No.316

どうも、モーリーです。

連休中は風邪を引いてしまい家で寝ていましたが、
昨日は体調も戻り、散歩にでました。

散歩コースの近所のカラマツの防風林を歩くと、
ウマが歩いていました。

近くに乗馬施設があり、
そこの利用者と馬が歩くコースになっています。

見慣れた光景ですが、
貴方にとっては珍しいのではないでしょうか。

そんな私の散歩コースを紹介します。

乗馬クラブ

馬の散歩[2018.11北海道十勝 十勝柏乗馬クラブの乗馬体験]

私の住む近くに「十勝柏乗馬クラブ」という施設があります。

そこの乗馬コースが私の散歩コースと同じで、
乗馬の様子をよく見かけます。

十勝は乗馬の盛んな土地柄で、
近くにある帯広畜産大学という大学構内でも
よく乗馬している様子を見かけます。

貴方も十勝に来た時には乗馬体験をしてみてください。

私も子供の頃は時折乗せて貰いました。

「十勝柏乗馬クラブ」で試乗体験ができるのか、
ホームページもあるので調べてみましたが、
サイトの作り方が分かりにくくて、
よく分かりませんでした…。

 

ばんえい競馬

十勝柏乗馬クラブ[2018.11北海道十勝 左手にカシワ林 右手に十勝平野の畑]

また、帯広市には『ばんえい競馬』という、
世界で唯一の形態の競馬があります。

馬たちが重い荷物を引っ張りながら、
レースをする競技です。

十勝平野を開墾する時に、
馬と共に汗をかいてきたなごりの競馬レースです。

私たち北海道の開拓と馬は
切っても切り離せない関係にあるのです。

 

猟師と馬

馬のひづめ[2018.11北海道十勝 馬のひづめの跡]

猟師の先輩から聞いた、その先輩の師匠の話です。

今から50年ほど前は馬で狩猟にでていた人がいました。

広尾(十勝南部の海の近くの町)の
猟師であったと聞いています。

北海道では大雪が降ると、
除雪が入るまで車での移動は不可能です。

昔は今ほど除雪もされず、
車の性能も悪く、
冬山では車よりも馬の方が
狩猟に向いていたようです。

 

先輩の師匠もまた、
馬を駆り、狩猟を行っていました。

その方は伝説的なアイヌのマタギで、
その師匠の言うことはすべて当たったそうです。

どの尾根を越えてヒグマが来るのか、
どのルートを通ってヒグマが歩くのか、
何時間後に現れるのか、
全て見通していたと、
先輩猟師は語ります。

酒好きで、
ある日突然亡くなったそうです。

その先輩猟師も70歳を超えていますが、
猟友会の中でも5本指に入る腕前です。

そんな、先輩ハンター達の話も
ここでまとめられれば面白いなと思っています。

 

貴方の周りに面白い先輩はいますか。

温故知新。

新しい時代を切り開く技術や発想は
古い時代から連綿と続く情報の蓄積の上にしか
花開くことはありえません。

もし面白い先輩がいたら、その
方の話を聞いてみてください。

一緒に共有できたら面白いですよね。

 

したっけぃ

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

-狩猟, 風景・景色, 哺乳類
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