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ハンター日記

プレートの衝突でできた日高山脈を走る天馬街道はサラブレッドとばん馬が出会い天高く舞う峠

投稿日:

2021-04-03 No.724

どうも、北海道十勝のハンター モーリーです。

十勝の西にある日高山脈を越えて
日高支庁へ行ってきました。

十勝から陸路で日高に行くには
・日勝峠
・天馬街道
・黄金道路
・道東自動車道
の4つのルートがあります。

今回は天馬街道を使って
日高へ入りました。

 

 




 

天馬街道

天馬街道は日高山脈を越える峠です。

日高山脈はユーラシアプレートと
北米プレートの衝突によりできた山脈です。

「天馬街道」の名前の由来は
『日高のサラブレッドと
十勝のばんえい競馬のばん馬やドサンコ
がこの街道で出会い天高く舞う』という
意味から来ています。

サラブレッドの故郷の日高と
世界唯一のばん馬競馬を運営する十勝の
馬たちが出会う峠の名前を
「天馬街道」とするネーミングセンスに
痺れます。

 

 

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天馬街道の長いトンネルを抜けると春であった

川端康成の小説「雪国」の冒頭は
『国境の長いトンネルを抜けると
雪国であった。』と始まります。

今回の天馬街道行もまさにその様な
国境の違いを感じる道程でした。

『天馬街道の長いトンネルを抜けると春であった。』

天馬街道

[2021.3北海道十勝 十勝側の天馬街道の山中 野塚トンネル]

十勝側の天馬街道、
野塚トンネル前の様子です。

まだまだ、雪深い初春です。

 

日高

[2021.3北海道日高 日高側の天馬街道の山中]

4,232mの長い野塚トンネルを
日高側に出ると...春でした。

上記二枚の画像は同じ日、
撮影箇所は距離にして
10kmほどしか離れていません。

峠を越えるだけで
これだけの差があるのかと驚きました。

日高山脈の影響は大きいと実感します。

 

 




 

サラブレッドの故郷

日高のサラブレッドたち

[2021.3北海道日高 故郷でのんびりするサラブレッドたち]

峠を下り町に近づくと
サラブレッドたちが
のんびりしています。

日高はサラブレッドの
日本一の産地であり故郷です。

こうやってのんびりする馬たちを
見ていると、一頭でも多くの馬たちが
故郷に戻りその一生を全うして欲しいと思います。

 

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競馬ファンたちにとっては
サラブレッドたちの故郷の日高が
注目されているようです。

北海道日高まで遊びに来てください。

海産物も格別に美味しい土地柄です。

 

 

したっけぃ

 




 

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

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