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ハンター日記

畑の行者大蒜(ギョウジャニンニク)が食べ頃になりました 乱獲される山菜との付き合い方

投稿日:

2022-04-19 No.944

どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。

庭のギョウジャニンニクが食べ頃になりました。
下界でこうなっていると山の行者ニンニクもあと2-3日で食べ頃になります。

・行者ニンニクのたっぷりのパスタ
・ネギの代わり行者ニンニクを使った納豆そば
・高騰しているタマネギ代わりにジンギスカン
・醤油漬けにして一年中使える薬味として

行者ニンニクは使い勝手が良く、かつ健康に良い山菜です。

関連記事:
ギョウジャニンニク 脂肪燃焼 血液サラサラ

 

 

昨今はメルカリなどでも出品され乱獲が心配されています。
実は私も数回メルカリで行者ニンニクを売ったことがありますが、時間と労力とコストに見合うものではありませんでした。
失敗だったと反省しています。
今は自分と家族、友人知人へのちょっとしたプレゼント程度が一番だと実感しています。

手前勝手ではありますが、今はメルカリなどの通販での山菜の取り扱いは禁止して欲しいと考えています。

行者ニンニクを食べたい方は十勝まで来てくれれば私が山菜ガイドをしますのでご自身で採取してください。
調理器具を持って行きますので、その場で食べるのが一番美味しい食べ方であろうと思います。

ニラ玉ならぬ、ギョウ玉が良いかもしれません。
行者ニンニクは天ぷらはあまりしませんが、美味しいのでしょうか?

 

乱獲が心配される山菜との付き合い方

行者ニンニク

[2022.4北海道十勝 庭の行者ニンニク]

これは5年以上前に移植した行者ニンニクです。
ここまで大きくなりました。

行者ニンニクは食べ頃になるまでに4-5年はかかる、生長の遅い植物です。
それ故に乱獲による心配があるのです。

畑に移植すると不思議なものであまり食べようと思いません。

それよりも秋口に採れる種で株数を増やすことをしています。
行者ニンニクは畑の隅に植えておけば勝手に生長してくれるので案外栽培には向いている種でもあります。

 

行者ニンニク

[2022.4北海道十勝 1-2年の行者ニンニクの苗]

昨年、一昨年に播種した行者ニンニクです。

1-2年目の行者ニンニクはこれよりも少し大きくなってこの年は終わりです。
1-2年目の行者ニンニクはとても食べる対象ではありません。

 

行者ニンニク

[2022.4北海道十勝 庭の行者ニンニク]

これが3-4年目の行者ニンニクです。
これくらいに生長すると食べる対象になります。

このように行者ニンニクは食べられるサイズまで生長するには3-4年かかる気の長い山菜です。
行者ニンニクなどは山から数株分けていただき、庭で栽培することで増やすことも可能です。
その生長を春になるたびに確認できることも嬉しいことです。

乱獲が心配される山菜とのこのような付き合い方もあることをご報告申し上げます。

 

参考サイト:
環境省 山菜類等(野生)の放射性物質検査結果の推移

環境省のサイトを見ると本州ではまだ山菜採取は見送った方が無難なようですね。

 

内地ではすでに桜も咲き、春を満喫していると思います。
信じられないかもしれませんが、私の庭にはまだ残雪があります。
北海道の本格的なもうちょっと先です。

 

 

貴方も心身の健康第一でお過ごしください。
新聞やニュースは気が滅入る報道ばかりで心も疲れると思います。
本当にお疲れ様です。
まずはテレビを消しましょう。
そしてテレビなんて捨てましょう。
もう、私も私の仲間も若い方たちも、心ある人たちはテレビを捨てています。

テレビを捨てよ山にでよう!

したっけぃ

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

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