2016-06-09 No.131
日本の最東端 根室市にて Nemoro, far east city
「北海道根室 納沙布岬の遠景」
日本の最東端の町、根室市にやってきました。
少し足を延ばして納沙布岬も見学してきました。
目的は根室の名物「エスカロップ」を食べることと、そして根室地方の景観や野生生物を撮影できるといいな~と緩い感じ。
「北海道根室 納沙布岬のモニュメント 晴れていると北方領土を見ることができる」
根室は過去にも何度か来たことはありますが、ある程度ゆっくりと訪問できたのは今回が初でした。
根室を見た印象は、十勝よりも自然度が高く野生動物たちにとって生活しやすい土地だろうな、ということでしょうか。
車を走らせると車上にオジロワシ飛ぶ姿を時折見かけました。
世界自然遺産の知床も近い場所でもあります。
北方領土や千島列島には、いずれ行く予定です。
特に千島列島には人の手が入っていない河川やそこを遡上するサケやサクラマス、それらを狙うヒグマなどが生活しているのでしょう。
なんて素敵な場所なんざましょ。
天然記念物 オジロワシ a white tailed sea eagle
オジロワシの学校 bunch of eagles
「北海道根室 オジロワシ 授業を受ける生徒たちのように並ぶオジロワシたち オジロの学校のようである」
霧多布岬近くの浜でオジロワシの群れを見かけました。
ザッと数えると20羽程度です。
近くの漁師が捨てる餌を狙って滞在しているようです。
成鳥前の個体が多かったようです。
成鳥は漁師に頼らずとも、自分で餌を調達できるのかもしれません。
オジロワシ about the eagles
「北海道根室 カレイ?を捕まえたオジロワシ」
「北海道根室 オジロワシ成鳥 尾が白く顔は灰色 凛々しく美しい」
オジロワシは世界で20,000-40,000羽程度いると考えられており、北海道においては約1000羽(2011年2月調査)が確認されています。
餌は魚を好みますが、ガンカモ類やシカの死肉も食べます。
ハンターが撃った鉛弾を含んだシカを食べて鉛中毒になるケースが過去に見られたことから、現在は狩猟において鉛弾は使用できません。
現在は銅弾を使用します。
ちなみに銅弾は鉛弾よりも2倍弱ほど価格が高く、ハンターにとっては以前よりも出費がかさむ状況です。
私たちの財布よりもオジロワシやオオワシの健康の方が大事です!はい。
参考記事
エスカロップ a Nemoro's most loved food
「北海道根室 エスカロップ 根室のご当地グルメ 」
話は変わって…、
エスカロップとは根室のご当地グルメです。略称は「エスカ」。
バターライスの上にポークカツレツをのせデミグラスソースを掛けたもの。
バターライスのこってり感とほのかな甘みの上にデミグラスソース掛けのカツレツが調和している。
「北海道根室 エスカロップ バターライスとポークカツレツのハーモニー」
デミグラスソースの酸味がバターライスとうまく調和してお互いの良さを引き立てている。
カロリーのダンスが味わえる逸品。危険な料理です…。
根室やその周辺の町(厚岸、標津、中標津、別海など)には美しい野生生物たちがおり、また美味しいお店も沢山あります。
あなたもこの夏は北海道、道東まで遊びに来て下さい。
したっけぃ