2018-06-06 No.254
どうも、モーリーです。
最近は北海道の後志や石狩、
空知支庁へ出歩いています。
空知では広々とした
水田風景が広がります。
北海道農業は
畑作や畜産のイメージがありますが、
北海道の気候に適した米が開発されて以降、
北海道でも稲作を行う農家も増えてきました。
今回は稲作の水田に寄り添う生物、
アマガエルについて紹介します。
美味しい北海道米
[2018.6北海道空知 田植えが終わった水田]
私の住む十勝には
水田はほぼありません。
畑作と畜産がほどんどです。
ですので水田風景に
憧れを感じます。
北海道米は1988年に
『きらら397』が開発されて以降、
『ななつぼし』や『おぼろづき』などの
美味しい北海道米が次々と登場し
今は道民ならほとんどの家庭で
北海道米を食べているのではないでしょうか。
十勝から離れ
空知を歩くと
水田風景が広がっています。
そんな水田を歩くと
ゲコゲコ、グァッグアッと
あちこちでカエルの声が
聞こえてきます。
アマガエル
フキの葉の上のアマガエル
[2018.6北海道空知 フキの葉の上で日向ぼっこするアマガエル]
アマガエルです。
正式な種名は
ニホンアマガエル(Hyla japonica)です。
学名にも japonica 【ラテン語:日本】と付き、
日本中で見られるカエルです。
アマガエルを見つけるには
湿地や水田、川の近くの
大きな葉を持つ植物を探すと良いでしょう。
フキやイタドリの葉の上で
その姿をよく見かけます。
[2018.6北海道空知 フキの上の5匹のアマガエル 近づいてもあまり逃げない]
小川の傍のフキの葉の上に
5匹のアマガエルたちが。
近づいてもあまり逃げない。
アマガエルの特徴
[2018.6北海道空知 アマガエル 指先が円くなるのが特徴]
アマガエルの特徴は
指先が丸くなる所です。
上記画像でも、
指先が丸くなっているのが
分かると思います。
カエルは春先の繁殖期に
オスが鳴きます。
しかし、
アマガエルは雨蛙と書くように
雨が降る前に
繁殖期でなくとも
鳴きます。
あとは可愛い所が特徴ですかね。
もっと詳しく知りたい方は
コチラ(本田キャンプ)
一瞬で変色するアマガエル
[2018.6北海道空知 緑色のフキの葉の上の緑色のアマガエル 可愛い]
[2018.6北海道空知 地面の上の土色のアマガエル]
今回のアマガエル観察で驚いたことがあります。
アマガエルを捕まえようとしたら、
緑色のアマガエルが
一瞬でその色を
土色に変色したのです。
その時間は2秒ほど。
信じられません!
文献などを読んでも、
変色するスピードは
短くても20-30分としています。
私の勘違いかもしれませんが、
実際の所どうなんでしょうか?
今後の課題となりました。
私たち日本人にとって
稲作は大切な文化であり農業です。
その稲作を害虫から守ってくれてきたのは
古来よりカエルたちでした。
貴方は最近カエルを
見ましたか?
今週末は探しに出かけてはいかがでしょう。
可愛いですよ。
したっけぃ