2019-01-20 No.356
[北海道十勝 日の出の頃が一番気温が低い]
北海道は寒いが、
湖は冬は全て凍るの?
いつ頃凍るの?
そんな疑問にお答えします。
本記事の内容 ・北海道の湖の結氷 |
北海道はこの時期、
ー20度ほどになる日も珍しくありません。
東京から来た方とお話しする機会があり、
北海道の空気の冷たさに驚き、
ちょっと感動したと言っていました。
息を吸うと肺に冷たい空気が
入り込むのがわかります。
フリスクが肺に直接入り込んだ様な
イメージをしていただけると、
なんとなく伝わるでしょうか?
今回はそんな北海道の寒さについて
湖を例にして紹介します。
北海道の湖の結氷
[北海道十勝 凍りつく河川]
湖が凍りつき歩けるようになる状態を
結氷
といいます。
ツルツルする表面を
歩くのも楽しいですが、
結氷した湖に穴を開けて
ワカサギ釣りで楽しむことが
一番の楽しみ方かなと思います。
全ての湖が凍るのか?
北海道には大小70ほどの湖がありますが、
全ての湖が凍りつくわけではありません。
支笏湖、洞爺湖は不凍湖で、
凍りつくことはほぼありません。
しかし、稀に極端に寒い年もあり
支笏湖では1978年、2001年に
全面結氷したと記録が残っています。
摩周湖やサロマ湖も結氷しますが、
全面結氷ではなく、
一部水面が見える状態で凍りつきます。
湖が結氷するか否かは、
気温や湖の場所、
水深も関係しています。
不凍湖といっても、
凍りつくこともあります。
いつ頃凍るのか?
北海道が一番寒くなるのは1ー2月です。
その頃に観光に来ていただけると、
結氷した湖を体験することができます。
氷の厚さが20cmを超えると
安全な厚さで、
車が走っても問題ないといわれています。
ちなみに、ワカサギ釣りの際に
20cmもの厚さの氷に穴を開ける作業は
かなり重労働で、汗だくになります。
春先に氷が薄くなった湖や池を歩くと
ピシッピシッ
と音がして、
氷に亀裂が入り
怖楽しいものです。
貴方も冬の北海道の結氷した湖の上に
遊びに来て下さい。
楽しいです。
したっけぃ