自然の中でドキドキワクワク!北海道から貴方へのラブレター。I'm a hunter. This website is about wildlives of Hokkaido, Japan. Please check under orange-button, for reading in your languages.

ハンター日記

探検@ニセコ 10000匹のオタマジャクシが泳ぐ隣で日光浴をするカラスヘビ

更新日:

 

スポンサードリンク

 

2017-05-14 No.176

春の川

ニセコ 北海道 河川[2017.5.9北海道後志 ニセコ郊外 新緑の中を流れる河川]

北海道後志にあるニセコ町郊外を流れる川のそばを歩きました。
池や沼があり、そこにはサンショウウオやオタマジャクシが溢れています。
その脇の草地にはヘビが日光浴をしています。

 

水辺の生き物たち

オタマジャクシ サンショウウオ 池[北海道後志ニセコ町 黒い点が全てカエルやサンショウウオの幼生]

数え切れない数のカエルとサンショウウオの幼生が池に溢れている。
この内、無事に成体になれるのは何百分の一、何千分の一なのでしょう。
自然の厳しさを思わざる得ませんが、一方で産まれてからそのほとんどが成人になれる日本の社会の安全性と豊かさに驚きを感じます。
私たちの社会は酷薄な生態系システムの中にあって、安全安心に暮らせるよう異常なほどに高度に発達しているようです。

サンショウウオの幼生

エゾサンショウウオ 幼生 オタマジャクシ[北海道後志ニセコ町 エゾサンショウウオの幼生 エラが特徴的です]

オタマジャクシ サンショウウオ[北海道後志 カエルの幼生とサンショウウオの幼生 オタマジャクシの方が一回り大きい]

エゾサンショウウオとエゾアカガエルの幼生(オタマジャクシ)です。
可愛いが、オタマジャクシは飼育して餌をやり忘れると共食いを始めるので、オタマジャクシを飼育する人はご注意ください。
エサは金魚のエサで大丈夫です。

 

ヘビの日光浴

シマヘビ 蛇[北海道後志 シマヘビ シマヘビには縞々のヘビと黒くなるカラスヘビと呼ばれるタイプがある 実は美味しい]

水辺近くで黒いシマヘビ(カラスヘビとも呼ばれる)が日光浴をしていました。
ヘビは日光浴をするために、晴れた日は見かけやすくなります。
逆に曇りの日や雨の日はヘビを見かけることは困難です。
私たちもそうですが、日光浴をすることでビタミンDという骨を丈夫にする栄養をつくることができます。
貴方も日光浴を忘れないでくださいな。

シマヘビ 蛇 日光浴[北海道後志 シマヘビ(カラスヘビ) 威嚇している様子]

シマヘビは人を見かけるとすぐに逃げる印象がありましたが、この個体は逃げずに威嚇してきました。
気が強い奴です。
ジッと私を見つめ、時折舌を出していました。
日光浴の邪魔をしてしまいましたので、撮影後すぐに立ち去りました。

以前、シマヘビを捕まえて食べたことがあります。
次回はシマヘビの解体や下処理、味やレシピについて紹介します。

 

ニセコから十勝に帰ってきました。
今年の十勝は寒いですね。
ストーブはいまだに全開です。
今日から月曜日です。貴方も私も今日も一日がんばるぞい。

したっけぃ

 

スポンサードリンク

 

 

スポンサードリンク

 

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

-自然, 風景・景色, 両生・爬虫類
-

Translate »

Copyright© ハンター日記 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.