2016-04-07 No.94
【閲覧注意】怪我をしたエゾリスの画像が含まれています。苦手な方はご注意ください。
怪我をしたエゾリス an injured squirrel
「北海道十勝 道路脇で餌を探すエゾリス」
「北海道十勝 よく見ると左目を怪我しているエゾリス」
道路脇でエゾリスを見かけました。
珍しいところで餌を探しているなと思いよく見ると怪我をしています。
左目が見えない状態です。
尻尾も短くなっていました。
原因は分かりませんが、キツネや猛禽類などに襲われたのかもしれません。
怪我をした野生動物を見かけた時は放置が基本です。
餌を与えたり保護したくなるかとも思いますが。
この怪我をしたエゾリスに餌を与えようとしている方も現場にいました。
怪我をした野生動物を見かけたときのガイドラインを行政が出していますので紹介します。
傷病鳥獣の119番 911 for wild lives
「北海道十勝 左目が怪我している。尻尾も短い。」
傷病鳥獣を発見したとき
・怪我をした野生生物を見つけたら、まず、ケガや衰弱の具合を確認
・むやみに手を触れたりせず、ある程度元気があればそっとしておく
・そっとしておくことで野生鳥獣の生態系を守ることにつながる
・巣立ちしたヒナや幼獣が動けなくなっていても、近くに巣があり親がいるケースが多いので近づいたり連れてきてはいけない
傷病鳥獣を発見し判断に困った時は行政に連絡することもできます。
ちなみに、十勝の場合は以下に電話してください。
十勝総合振興局
0155-26-9031
停電の原因としてのエゾリス Power outage by a squirrel
先日、珍しく停電が発生しました。
原因はエゾリスであると噂を聞いたので北海道電力に聞いてみました。
・エゾリスが電信柱の機械部に接触し停電(焼け焦げていた…)
・今年に入って帯広市周辺ではエゾリスによる停電が2件発生(エゾリスによる停電は近年では珍しい)
・本州などではカラスの巣の設置による停電も事例も散見
などの話を聞けました。
当たり前ですが、このブログも電気無しでは更新できません。
このブログをみる皆さんのPCもスマホも電気なしでは動きません。
私たちが便利さを享受することで、犠牲になってしまった生物がいると実感できます。
人間の活動と野生動物の折り合いのつけ方は難しい問題です。
答えのない記事になってしまい申し訳ありません。
したっけぃ