2018-01-26 No.223
どうも、モーリーです。
ブログ更新が滞っています。ごめんなさい…。
あなたはいかがお過ごしでしょうか。
東京でも雪が降り、大変になっているようですね。
雪の上を歩くにはコツが必要です。
時々は北海道に遊びに来て、雪の上の歩き方のコツを身につけてください。
さて、先日、十勝の北側、芽登の山まで猟に行ってきました。
その時の様子を紹介します。
シカを追い山に入る
[2018.1.11北海道十勝芽登の山 除雪されていない林道 道に雪が多い車では先に進めない]
誰も踏み入っていない山の中。
意外にも多くの音がする。
様々な鳥の声。
「サジャッ」と、雪が木の枝から落ちる音。
「コココぉ」と、風が頬をなでる音。
「サラザラー」と、木々を伝う風の音。
[2018.1.11北海道十勝芽登の山 山スキーで山の奥まで入る この時期はヒグマも冬眠中なので危険はない]
車も進めない山の中は山スキーをはいて、パタシュパタシューと進みます。
新雪を踏みしめて。
スキーは踏み出すたびに雪に埋まり、雪の中で少し前に滑らせ、少しずつ前に進む。
山スキーは疲れますが、自分のペースで進めるので、それ程疲れを感じません。
すぐに休憩いれますし。
シカがいてもいなくても、山スキーを履いて冬山の中を一人でいると、なんとも言えない充実感です。
[2018.1.11北海道十勝芽登の山 エゾリスが道を横断する 餌を探しているのだろうか 餌が見つかりますよう]
歩を進めると、私の前を小さな黒影が。
テンかなと思うと、エゾリスでした。
エゾリスは冬眠せず、冬も餌を探して動き回ります。
リスたちは秋に収穫した木の実を地面に埋める【貯食】という行動をとります。
貯食された木の実をエゾリスは冬の間に食べ、またいくつのかの木の実は食べられずに、そのまま地面に埋まり芽を出します。
貯食という行動は、若い木の発芽を助け、ひいては森全体の維持に貢献しているのです。
この貯食した餌を食べて、マイナス30度まで冷える北海道の厳しい冬を乗り越えています。
この時はマイナス10度ほど。
[2018.1.11北海道十勝芽登の山 エゾリスの通った跡を見ると足跡が]
[2018.1.11北海道十勝芽登の山 さらに進むと今度はエゾシカの足跡が エゾシカの気配が濃くなってきました]
南側の斜面は冬でも地面が見えるものだ
[2018.1.11北海道十勝芽登の山 日の当たる南側の斜面は気温がマイナスでも地面が露出する このような場所にササがあるとエゾシカの餌場となる]
一時間ほど進むと南側の斜面が露出している場所にでました。
ここで休憩。
山スキーを脱ぎ、銃とバッグを置き、コーヒーブレイク。ホッとする。
山の中でドリップしたいでところですが、コーヒーは家で入れてきたドリップコーヒーを水筒に入れて持参。
山の中で飲むコーヒーは、美味いものです。
[2018.1.11北海道十勝芽登の山 この斜面にエゾシカの糞が多数 やはりエゾシカはこのような場所を好むようです]
つづきは次回。
暫くブログが更新できずにいたこと、お詫び申し上げます。
また、再開いきたいとおもいます。
もし、宜しければ訪問ください。
したっけぃ