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ハンター日記

猟師のジビエ シカのキンタマいとうまし

更新日:

2018-02-03 No.228

 

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どうも、モーリーです。

さて、今回はジビエの紹介です。
先日とったエゾシカの睾丸(キンタマ)をお刺身で食べてみました。
猟師しか食べることのできない、ジビエ食材の真骨頂です。

ジビエの真骨頂 エゾシカのキンタマ

ジビエ 猟師の料理 エゾシカ キンタマ 睾丸[2018.2.1ジビエ エゾシカの睾丸(キンタマ) 大きさは玉の部分で4cm×2.5cm程度]

先日、猟で仕留めたエゾシカは3歳のオスでした。
(エゾシカの年齢はオスの場合は角の枝分かれする数でわかります。)
そのオスから睾丸をとってきました。
これまで猟師の先輩から食べてみろと勧められていた部位ですが、躊躇していました。
今回は、思い切って食べてみました。

生で、お刺身でいただきました。
先輩いわく、生が美味しいらしいので。

下ごしらえ

ジビエ エゾシカのキンタマ[2018.2.1ジビエ 水洗いした後にサッと熱湯に入れる 10秒間ほど]

睾丸を水洗いし、余分な部分を取り除きます。
熱湯に10秒ほど入れて、その後冷水へ。

ジビエ エゾシカの睾丸 レシピ[2018.2.1ジビエ 熱湯から出して冷水に浸す その後、表面の皮を剥ぐ]

冷水から取り出し、睾丸の表面の皮を剝ぎ取ります。
男性なら「キュッ」となる画像です。
この右側の丸っぽい部分が本体。

ジビエ エゾシカ 睾丸 レシピ[2018.2.1ジビエ エゾシカの睾丸(キンタマ)のスライス]

これで完成です。
玉の部分をむき出すと、大きさは縦に2cm程度。
それほど大きくありません。

 

味と食感

猟師のジビエ エゾシカ 睾丸[2018.2.1ジビエ エゾシカの睾丸の白髪ねぎ添え ポン酢とともに]

スライスした睾丸に長ネギを白髪に切り、ポン酢でいただきました。
最初に口に入れたとき、そのとろけるような味と食感に、驚きました。
明らかにこれまで口にしてきた食材と違いました。

 

味は白子(北海道ではタチと呼ぶ)に似ています。
しかし、白子よりも味はアサッリとしており、クセがなく食べやすい。
白子には特有の臭みがありますが、それがありません。
以前食べたオオスズメバチの蜂の子(幼虫)に似ています。
参照:オオスズメバチの味 トロトロの甘エビ

 

食感

ジビエ エゾシカ キンタマのスライス[2018.2.1ジビエ エゾシカの睾丸(キンタマ) 極上の食感 なめらか過ぎる舌触り]

特筆すべきは、食感。
最初の感想が『なめらかすぎる!』です。
極上のプリンのように柔らかく、レバ刺しのように舌で蕩(とろけ)る豊潤さ、かつ、ほのかな歯ごたえもある。
これらが渾然一体となっている食材です。
極上の食材といえるでしょう。

私がとったエゾシカは、3歳のオスでした。
年齢による違いもあるでしょう。
今度若いオスが取れた時が楽しみです。

 

本州にも、寒波が再び来るようですね。
雪に慣れていないと、歩くのも大変だと思います。
雪の上では、靴を滑らせるように歩くと転びにくいです。
靴は多少濡れますが、やってみてください。

 

したっけぃ

 

 

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  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

-狩猟, 食・料理, ジビエ, 美容と健康
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