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ハンター日記

ツキノワグマやヒグマの捕獲数が増加している件 2019年は5000頭

投稿日:

2019-12-22 No.539

どうも、北海道十勝のハンター
モーリーです。

2019年12月11日に環境省から
全国のクマ被害についての速報がでました。

環境省 クマ類の捕獲数(許可捕獲数)について[速報値]

日本においてツキノワグマや
ヒグマが増加傾向にあることを
裏付けている資料だと思います。

数字だけで見にくいので
グラフにしました。

見てみましょう。

 

 

ツキノワグマ・ヒグマ捕獲数推移

クマ類捕獲数推移グラフ
[オレンジ色:ツキノワグマ 茶色:ヒグマ 捕獲数推移]

このグラフの
オレンジ色がツキノワグマ
茶色がヒグマの捕獲数を示しています。

捕獲数とは「許可捕獲」をさし、
農業被害軽減や地域の安全のために
捕獲したクマ類の数で、
狩猟で獲れた数はこの数字には入っていません。

 

2019年は5,145頭を捕獲

2008年は1,496頭の捕獲数。

2019年は5,145頭です。

3倍以上の増加です。

特筆すべき点は
2019年の数字が10月までの
速報値にもかかわらず、
すでに過去12年間の内で
最も高い数字を示していることです。

2019年の数字は
来年4月以降にでてくるので、
最終的な数字が出た際は
このブログでも改めて紹介できればと思います。

 

クマの数は増加傾向にある

上記のグラフを見ると捕獲数が増加しています。

あくまで増加していのは捕獲数であり
クマの生息数ではありません。

捕獲するハンターたちの力量が
上がったという推測も可能です。

クマの生息数を把握するのは難しく、
北海道のヒグマの数は5000頭から
10000頭の範囲であると
推測されています。

クマ撃ちの先輩ハンターに話を聞くと、
北海道でのヒグマの数は昔よりも確実に
増えているとのことです。

 

 

若い個体が増えている

ヒグマ
[2013.8北海道十勝 ササに隠れるヒグマ]

北海道帯広市の中心部の小学校に
出没する事件がありました。

関連記事:
【事故記録】2019.12帯広市内中心部ヒグマ徘徊事件

その後、帯広市役所から依頼があり
ヒグマのパトロールに回りました。

関連記事:
ヒグマパトロール 目的は地域の方々の安心感

そのパトロールの際、
先輩で熟練のクマ撃ちハンターと同行し
ヒグマの話を色々と伺いました。

「ヒグマの数は増えている」
そして「若い個体が増えている」と。

 

平成元年から春の熊狩りが規制され、
その年から30年以上が経ち、
ヒグマが人を恐れる機会が減りました。

若い個体が増えているということは
山奥でヒグマたちの繁殖が成功しているということです。

若い個体は無邪気で人を恐れず、
遊びで人にちょっかい出すこともあります。

そのような個体が増えていくと
日本の田舎の安全が保てなくなるかもしれません。

もう数年クマの捕獲数の推移を見て
増加傾向が同じく続くならば、
全国の猟友会で一斉に熊狩りに
乗り出す時がくるかもしれません。

 

したっけぃ

 

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

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