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ハンター日記

風穴(ふうけつ)は天然のクーラー 冷たい空気が出てくる風穴の成り立ちと仕組み

更新日:

2022-07-27 No.964

どうも、北海道十勝のハンター モーリーです。

先日羊蹄山に登っていると風穴がありました。

風穴とは山などにある「冷たい空気が出てくる穴」です。

羊蹄山 風穴

[2022.7北海道後志(しりべし)羊蹄山の風穴]

羊蹄山の倶知安コース1号目付近にある風穴案内看板です。

風穴(ふうけつ)とは天然のクーラーみたいなものなので、登山途中にあると涼めて気持ちが良いスポットです。

 

風穴の仕組み

羊蹄山の風穴

[2022.7北海道後志(しりべし)羊蹄山の風穴]

この穴から冷たい風が流れ込んできます。
登山などで体がほてっているとホッとできる場所です。

自然の柔らかい冷気は体にも優しく、ついつい長いしてしまいます。

 

風穴のできる仕組み

風穴とは火山によって流れ出た溶岩が冷えて固まってできた洞穴のこと。
溶岩は穴ぼこだらけの状態で固まるので、隙間だらけです。

その隙間から太陽の熱を浴びていない地中を漂う冷たい空気がこの風穴を通じて地表に流れでてきます。
その冷たい地中からの空気が常時でているのが風穴なのです。

風穴の周りは一年中冷えた空気がでているので、その周りの植生も独特な生態系を形成しています。

貴方も風穴でひとやすみする時は、その周りのコケなどの植生に注目してみてください。

オンリーワンの植生に出会えるかもしれません。

 

参考サイト:
とかち鹿追ジオパーク 風穴

 

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したっけぃ

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

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