2015-11-16 No.22
pray for Paris
2015年11月13日、仏国パリ市内において発生した連続テロ事件において亡くなられた全ての方に、心からお悔やみ申し上げます。
フランスには、かつての友人がいます。
彼らの無事を思わずにいられません。
一方でムスリムの友人もおり、彼らの思いもまた思わずにいられません。
杜甫『春望』
杜甫(712-770)中華は唐の時代に活躍した詩人です。
彼が生きた時代は戦乱の時代でした。
彼がその戦後にうたった詩を紹介します。
杜甫 春望
国破山河在 国破れて山河在り
城春草木深 城春にして草木深し
感時花濺涙 時に感じては花にも涙を濺ぎ
恨別鳥驚心 別れを恨んでは鳥にも心を驚かす
烽火連三月 烽火 三月に連なり
家書抵万金 家書 万金に抵る
白頭掻更短 白頭 掻けば更に短く
渾欲不勝簪 渾て簪に勝えざらんと欲す
「国は亡びるも、山も河も自然は残り、人の生活もつづいていく」という意味の詩です。
「冠雪した日高山脈と十勝平野」
「風になびくヨシ」
今日は北海道十勝の自然環境、野生生物とは違うテーマでした。
したっけぃ