2019-04-14 No.375
どうも、モーリーです。
地元猟友会が主催するの射撃大会があり、
クレー射撃へ行って来ました。
この時期に例年実施されている大会で、
技術の向上と
安全管理意識の向上を目的とした大会です。
参加人数は十勝管内から集まった
腕に覚えのある凄腕ハンターたちや
競技として射場を楽しむ方々、
そして私のように練習のために集まったメンバーで
合計70名ほど。
今回はそんなクレー射撃について紹介します。
クレー射撃
[クレー射撃で使われるクレー]
上記の画像がクレー【土・粘土】です。
素焼きの粘土で、
直径は11cmでビールの350ml缶の高さ程度の大きさです。
重さは200-300gほどでしょうか。
クレー射撃とは、
飛んでいるこのクレーを散弾銃で狙い撃つ競技です。
飛ぶスピードは80-120kmと設定されていますが、
実際に見てみると、
飛んでいるハイタカ程度の速さかなと思います。
けっこう速いと感じます。
[クレーの裏面 大きさはこの程度]
散弾
[散弾丸 散弾銃の弾とその弾の中の散弾]
散弾はこのように、
弾のなかに多数の散弾が入っています。
この弾でクレーを狙います。
クレー射撃にもいくつか種類があり、
左右から飛んでくるクレーを撃つスキート射撃、
手前から奥へ向かって飛ぶクレーを撃つトラップ射撃、
が一般的な競技です。
他にも地面を転がるクレーを撃つラビット射撃などがあります。
使用する散弾の大きさも
スキートやトラップで微妙に変わります。
スキート射撃で使用する散弾の直径は2mm(9号)、
トラップ射撃で使用する散弾の直径2.41mm(7.5号)です。
番号が大きくなるほど、散弾の径は小さくなります。
サバイバルゲームなどで使うBB弾というサイズもあり、
BB弾の径は4.5mmほど。
BB弾サイズの散弾丸は使ったことがありませんが、
径が大きい分殺傷力があります。
カモを遠くから狙う時に使うようです。
クレー射撃 9,000円
クレー射撃の際の費用は
8,000-10,000円ほどでしょうか。
今回の射撃大会では合計8200円でしたが、
今回は猟友会主催の大会であったことから、
同会からの助成もあり、実際はもっと安く参加できました。
ありがとうございます。
また、金額もお弁当代や景品も込みの値段なので、
あまり参考になりません。
もし、私個人が射場にいって4ラウンドほどするとすると、
やはり9000円程度かと思います。
・射場利用料:1000円
・装弾料(弾代)/1弾:40円×100
・クレー料/1枚:40円×100枚
・その他(保険料等):100円?
・合計:9100円
各射場によっては料金も変わりますし、
その射場の会員になると利用料が安くなったりします。
また、トラップ射撃とスキート射撃でも
装弾使用数は変わってきますので、
一概には言えませんが、
8000円から10000円程度かなと思います。
一ラウンドも参加人数にもよりますが、
15-20分ほどで終わります。
所要時間は
待ち時間も込みで半日程度でしょうか。
こうしてみると、
贅沢なスポーツだなと思います…。
以上がクレー射撃の概要でした。
私が所属する猟友会では
このようなクレー射撃大会を年に2-3回開催し、
メンバーの射撃精度の向上、
銃の安全管理の意識向上など、
メンバーのレベルアップを促しています。
クレー射撃は正直楽しいです。
特に自分が撃ったクレーが空中ではじけ飛ぶと、
気持ちのいいものです。
「よっしゃーーーーー!!!」的な。
私はクレー射撃中は
ポーカーフェイスで表情を変えないように意識していますが、
一発撃つたびに内心は一喜一憂しています。
また、射撃が終わった後に、
先輩たちの雑談を聞いているだけでも、
十分楽しいものです。
今年のヒグマの状況や
アライグマの分布状況など、
貴重な情報が座りながら
あちらこちらから聞こえてきます。
今年はしっかりと練習したいなと思っています。
したっけぃ