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ハンター日記

ジョウビタキ 幸福を届ける激レア(北海道では)野鳥

更新日:

2021-02-09 No.677

どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。

郊外を散歩していると
珍しい野鳥を見ました。

「なんかキビタキっぽい鳥がおる...。でも、冬だしなぁ...。とりあえず写真撮ろう。」

と、
帰って画像を調べてみると
北海道では珍しい
ジョウビタキでした。

ジョウビタキは
冬に見られる鳥ですが、
積雪のない地域で
越冬すると言われています。

ですので、
北海道ではあまり
見ることはできません。

私は初めて見ました。

しかも、
幸福を届ける鳥としても
知られているようです。

そんなジョウビタキについて
お届けします。

 

 

ジョウビタキ

生態

ジョウビタキ

[2021.2北海道十勝郊外 ジョウビタキ♂]

分類

ジョウビタキ(Phoenicurus auroreus)。

ジョウビタキはツグミ科です。

ヒタキ科ではありません。

訂正します。

2012年に
ツグミ科やヒタキ科が
大きく改訂され
よく分からない状態になったので、
最新の図鑑を調べてから
記載することとします。

 

学術の世界では、
時折、分類や生物の名前が
変わったりします。

旧分類:ツグミ→ツグミ科
新分類:ツグミ→ヒタキ科ツグミ属

 

旧種名:イバラトミヨ
新種名:トミヨ属淡水型(トミヨゾクタンスイガタ)

などです。

イバラトミヨの
名前が変わった時は
びっくりしました。

今では、略して
「トミタン」と呼んでいます。

「トミヨ属淡水型」という名前、
誰が付けたのか知りませんが、
ナンセンスも甚だしいと感じます。

 

関連記事:
オオルリ 愛鳥週間とメーテルリンクの青い鳥

 

分布

ジョウビタキは
チベットやバイカル湖周辺から
日本などに渡ってくる冬鳥。

根雪のない地域に渡ってくる
冬鳥として知られています。

ですので
積雪の多い北海道では
あまり見られません。

見られる場所は
草地や森林、川や畑、
市街地郊外など広範囲です。

雪の少ない内地の地方なら
よく見る鳥ではないでしょうか。

下の画像では雪のない場所にいます。

ここは生垣の下で
雪がない場所に
とまっている様子です。

 

食性

地上の昆虫やクモなどが主食。

エサが少ない冬場は
植物の実なども食べるようです。

 

 

姿

ジョウビタキ

[2021.2北海道十勝郊外 ジョウビタキ♂ 生垣の下の雪のない場所にとまる]

大きさ

全長15cmほど。

スズメよりも
かすかに大きい印象です。

 

頭:銀色

顔:黒色

腹:オレンジ色

特徴:羽の白い斑点が特徴です。

ヒタキの仲間は
目がクリクリしていて
顔が可愛いです。

 

 

幸福を届ける?

特に根拠はないようですが、
内地では住宅地でも見られる
可愛く美しい野鳥として、
幸運を運ぶ縁起の良い野鳥と
されているようです。

私も見られてラッキーでした。

今年は良い年の予感。

 

 

以上、
北海道では珍しい
ジョウビタキの確認事例報告でした。

 

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  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

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