2016-06-28 No.139
エゾシカ
「北海道十勝 エゾシカの足跡(かな?) ツメの形が見られないのでシカの子供の足跡かもしれません」
お疲れ様です。
寒い毎日が続いていましたが、北海道十勝も昨日からやっと太陽が出てきました。
それまでは気温も低く、一昨日まではストーブを使っていたくらいです。
一昨日、そんな寒空の下、シカを探しに林に入りました。
今は狩猟時期ではありませんので、銃は撃てません。(駆除だと撃てますが、今回は管外での探索でしたので銃は使えません。)
今回は撮影に主眼をおき、シカの行動を観察するために森に入りました。
そんな森の中でシカの足跡や糞を探しながら林を進むと…?!
今回はエゾシカ探しについてお届けします。
エゾシカの要る場所
シカは基本的に平原と林の際を好みます。
林の樹木も針葉樹林よりも広葉樹林が好きな傾向があり、かつ川などの水場を好みます。
特に今時期は狩猟時期ではないので、ハンターがいないと油断して道路脇の林や畑地の際などでその姿を見かけることができます。
これが冬になるとシカはハンターを警戒して山の奥に引きこもってしまう傾向があると、先輩ハンターから聞きました。
車を走らせシカがいそうな場所を見つけ、林に入りました。
エゾシカの糞
「北海道十勝 エゾシカの糞。コロコロとして乾いている。不潔な感じはしない」
「北海道十勝 エゾシカの糞。うさぎの糞は食べられるらしい。実はシカの糞も食べられるのですが…」
森を進むとシカの糞がありました。
狩猟ダイアリーというハンター必読の漫画がありますが、その中でウサギの糞は食べられると描いてありした。
調べるとシカの糞も食べることが可能です。
とはいっても衛生面での不安もあります。
山で遭難した時には、シカ糞が食べられると覚えておこうと思います。
子育てのエゾシカ
「エゾシカ 林の奥で私の気配に気づき後ろを振り向くエゾシカ」
「エゾシカ 距離およそ30mのエゾシカを拡大。しっかりとこちらを見据えている」
エゾシカがいました。
こちらの気配を察し、少し動いた後ジッとこちらを見ています。
鹿はこのような行動をとります。
危険を察するとすぐに10-20mほど移動し、その後木の影などに止まりジッとこちらを観察します。
上手いハンターはこのタイミングで獲り(撃ち)ます。
「エゾシカ 暫く私と見合った後、移動して行きました。 お尻の白さが可愛い。」
このシカはメスです。
このシカのほかにも2頭のメスジカを見ました。
この時期はオスはオス同士でメスはメス同士でグループを作ります。
秋になると激しい恋の季節を迎えます。
今は、メス同士オス同士仲良くいて欲しいと思います。
したっけぃ
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