2016-05-18 No.118
ニセコに桜咲く a Cherry at Niseko
「北海道後志 5月中旬のこの時期でもニセコ町では桜が見られる」
北海道ニセコ町では桜が咲いています。
葉桜になりかけていますので、先週頃がピークだったのでしょうか。
日本の最北端稚内の桜開花が5月13日でしたので、ニセコの桜開花も稚内とほぼ同時期だったと思われます。
なぜ札幌や小樽に比較的近いこの町は、春の訪れが遅いのでしょうか。
ニセコ町の標高 sea level of Niseko 244m
「北海道後志 羊蹄山と桜の木」
ニセコ町周辺の地域の桜開花前線は4月25日を示しています。
しかしながらニセコは標高が244m(ニセコ町の気象装置設置箇所)と高所にあるため、桜の開花が周辺地域よりも遅れているのだと考えられます。
ニセコ周辺の山間の森や川に入るとエゾエンゴサクやオオバナノエンレイソウなどの春植物がこの時期に咲いています。
このことからも、十勝に比較して2週間ほど季節が遅いと感じます。(十勝の春植物は4月末-5月上旬)
ニセコ周辺は山が近いく、山からの冷たく心地良い風が感じられる土地です。
日本でもっとも遅い春を迎えたニセコ町は、桜の季節を終え新緑の季節を迎えています。
「北海道後志 葉桜となり散る直前のサクラの花」
したっけぃ