2018-10-04 No.299
どうも、モーリーです。
仕事でニセコ町に来ています。
ニセコ町は羊蹄山やニセコ連峰に囲まれ、
風光明媚な町です。
観光客や外国人も多く、
変わった雰囲気を味わえる町です。
ただ…、
ラーメンや温泉が外国人に配慮してか
全般ぬるいのが玉に瑕です。
今回はそんなニセコを紹介します。
ニセコ町を囲む峰々
羊蹄山
[2018.10北海道ニセコ町 羊蹄山と大豆畑]
ニセコ町は
羊蹄山とニセコ連峰の
山麓の町です。
3つのスキー場をがあり、
冷涼で景観も素晴らしいことから
年間を通じて
多くの外国人で賑わいます。
レストランに入ると、
表記は日本語と英語が
だいたい両記されてます。
ニセコ連峰
[2018.10北海道ニセコ町 ニセコ連峰と畑]
ニセコ連峰には
有名なスキー場があります。
ニセコアンヌプリスキー場と
ヒラフスキー場です。
私は子供の頃はよくスキー場へ
スキーをしに行きました。
ニセコは遠くて行けませんでしたが、
雪質もコースも素晴らしいと
聞いていました。
そんな、スキー場に魅せられて
多くの外国人が訪問しています。
しかし、課題もあるようです。
外国人の、外国人による、外国人のためのリゾート
[2018.10北海道ニセコ町 ニセコらしい風景]
ニセコ町には課題があります。
知名度はあるけれど、
その知名度に見合った税収がない事です。
ニセコ町の町役場を見ると、
苦しい台所事情が伝わります。
ニセコ町の地元出身の
人材が地元に来ている外国企業に
外国語が話せずに雇用されず、
結局札幌や東京へ移住してしまう現状があります。
課題:
ニセコ町には
多くの観光客・外国資本が入っているが
地元にはお金が落ちていない。
地元住民が雇用の対象になれていない。
課題理由:
外国人が多く、
日本人雇用者が外国語に対応できない。
また、
ニセコ町は人口5000人弱の小さな自治体で、
外国人や外国資本と渡り合って、
地元民を雇用するように働きかける、
能力と力がない。
下に参考になるサイトを紹介します。
参考:もう日本人の出る幕なし?外国人だらけのニセコに見る日本の未来
上記は金融アナリストの高橋克英氏による、
ニセコ町の課題分析。
ニセコ町企画環境課による現状分析。
ニセコ町は人口5000人弱ほどの
小さな町です。
ニセコ町に多くの期待をするのは酷です。
隣の倶知安町はある程度、
うまく地元にお金を引き込んでいるようです。
ニセコ町のこれらの課題には
北海道全体が課題を認識し、
オール北海道で対策しなくてはなりません。
受験英語から生活英語への転換
モーリーは帰国子女です。
観光客相手に通訳の仕事も時折あります。
日本人の「英語できないと思い込む病」には
困ったものだと思っています。
中学高校と6年間も勉強しているのに。
大学行っているなら、更に4年間プラスされます。
なぜ、そんな病気になっているのか?
それは日本の英語教育が
受験ベースで生活ベースではない
からです。
モーリーからの提案
ニセコ町は地元高校の受験科目から英語を外し、
生活ベースの英語教育へ転換すべし。
日本人の英語教師は、
受験対策として、
文法や対策しやすいリーディングを中心に
指導しています。
これ、実は教えるのが簡単なんです。
文法やリーディングは○×付けやすく
点数を付けやすいですよね。
一方、会話やリスニングは慣れが問題で、
教えるのが難しく、
点数も付けられるものではありません。
よって、現在の英語教育は
「英語教師の、英語教師による、英語教師のため」
の英語教育になっているのです。
使える、活きた英語を学ぶ機会を
増やすべし。
特にニセコ町は。
したっけぃ