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ハンター日記

あけましておめでとうございます -20℃の寒波至る中散歩に行ってきました

投稿日:

2023-01-26 No.987

どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

長い間このブログを更新できず気になっておりました。
申し訳ございません。

人間長い間サボり続けると、サボり癖がついてしまうものだと実感しています。

貴方はお元気でしょうか。
私はなんとか元気にしています。

今回は

・2023年1月25日の寒波概要

・-20℃の中の散歩

についてお届けします。

 

寒波至る

2023年1月末、内地にも寒波が襲来していると聞いています。
大丈夫でしょうか。
九州上空1500m付近に-15.1℃の寒気が流れこんできました。
これほどの寒気が九州上空まで入り込んだのは2016年以来、7年振りだそうです。

以下は、全国各地の25日の天気と気温一覧です。

札 幌:-8.9℃ -12.8℃ 雪のち曇り
仙 台:-4.1℃ -7.5℃ 雪のち曇り
金 沢:0.2℃ -5.1℃ 雪
東 京:3.7℃ -2.9℃ 晴れ
名古屋:2.7℃ -3.8℃ 雪のち晴れ
大 坂:3.5℃ -2.0℃ 晴れのち雪
高 知:5.7℃ -3.9℃ 晴れ
福 岡:2.3℃ -2.5℃ 雪のち晴れ
鹿児島:5.5℃ -3.0℃ 晴れ
那 覇:15.5℃ 8.4℃ 雨のち晴れ

九州鹿児島まで氷点下-3℃になっています。
鹿児島県の1月の平均気温は 13℃/3℃。
-3℃なんて道民にとっては小春日和みたいなものですが、慣れない九州の方には応える気温だと思います。

 

私の住む町では25日に(-10.5℃/-14.3℃)となりました。

日本で一番寒い町は十勝の陸別町。
陸別町は-30℃まで下がることがある町です。
明日(2023.1.27)の陸別町は-25℃予想とのこと。

-30℃とまではいきませんが、-20℃の空気感について少々お届けします。

 

参考文献:
日本一寒い町 北海道陸別 空井・浜田・亀田・高橋

ちなみに、上記の論文面白いです。
論文ですが読みやすいので、小学生のお子さんへ論文の形式や雰囲気を学んでいただく意味でも親子で読んでみてはいかがでしょうか。
学問に興味を持っていただけるきっかけになるかもしれません。

 




 

 

-20℃の早朝散歩

北海道の冬

[2023.1北海道十勝 朝焼けに染まる日高山脈と十勝平野]

先日、-20℃の中早朝の散歩に行ってきました。
撮影時間は朝の7時2分。

鼻で呼吸すると鼻の内側が凍り付きます。
やや痛いです。
ですので、吸い込みは鼻で1回行い、次の2から3回は口呼吸でおこないます。
口呼吸を2-3回する間に、鼻の内側の凍り付きが溶けてきます。
呼吸を吐くのは鼻からで、体からの暖かい空気を鼻から吐くことで鼻の内側の凍てつきを溶かします。

鼻と口の呼吸を交互に行うことで、一方への負担を減らしながら散歩します。

-20℃の中の散歩では、呼吸するたびに冷たい空気が喉の気管を通り肺に入り込んでいきます。
そして、肺の中で冷たい空気が無数の細かい毛細血管に触れ温められていくのが感覚的にわかります。

 

冷たい空気を呼吸しながら、次は手足の指先からかじかんできます。

防寒着を着込んで暖かい手袋と靴を履いていても、痛冷(いたつめ)たい感覚が10分ほどでやってきます。
そういう時は手足の指を手袋と靴の中で動かしながら歩くと指先の血行が良くなり痛冷さが緩和されます。

顔は剥き出しなので、マフラーなどでほっぺたを覆います。

-20℃の中の散歩はこのような状態で行います。

辛い散歩のように思うかもしれませんが、空気の冷涼さ、朝焼けに染まる日高山脈、雪を踏みしめる「ギュっギュっ」という音だけが響く静かな世界は美しいものです。

-20℃の散歩も案外気持良いものなのです。

 

畑を見るとキタキツネの足跡がどこまで続きます。

キツネの足跡

[2023.1北海道十勝 キタキツネの足跡]

キタキツネの足跡が畑の上に残っています。

その先を見ると遠くに日高山脈が見えます。

 

[2023.1北海道十勝 日高山脈の戸蔦別岳(左側)(たぶん)]

朝焼けに染まる日高山脈。

私の使っているカメラはニコンのD300s。
名機ですが、如何せん古い機種です。
画像も鮮明な映像を捉えてくれなくなりつつあります。

古いレンズは「ガーガーッ」と音を出しながら一生懸命にピントを合わせます。ベタピンに合ってないけれども...

 

[2023.1北海道十勝 日高山脈最高峰の幌尻岳とトドマツの防風林]

ここまで家から15分ほどでしょうか。

帰りましょう。

部屋の室内温度は20℃ほど。
外気温とは40℃差。

ちょっとしたサウナみたいなものでしょうか。

家についたら温かいコーヒーを淹れましょう。

 

そんな-20℃の中の散歩の様子でした。

 

関連記事:
猟師の免疫力のつけ方 師匠の言葉『病気や怪我の時には体を温めろ』

 

寒い中の散歩も案外楽しいものですのでオススメです。
そして帰宅しての暖かいコーヒーや紅茶はその温度のギャップが最高です。
貴方も真冬の散歩と暖かいドリンクをオススメします。

したっけぃ

 

 




靴は散歩でも狩猟でも登山でもコロンビア。私の足にはコロンビアがピッタリです。

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

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