2016-05-15 No.116
ベニマシコ rosefinch
「北海道十勝 河畔林にて撮影 赤い色で目立ちます。頬が白く、お腹まで赤いのが特徴」
北海道十勝は春を迎え夏鳥が訪れる季節になっています。
今回も愛鳥週間の期間中ですので、野鳥を紹介します。
赤く可愛い小鳥「ベニマシコ」を紹介します。
名前にベニ(紅)が付くことから赤い色が特徴の小鳥です。
オスだけが赤く、メスは地味な色をしています。
英語では"rosefinch"です。
なぜ赤い reason for red
ベニマシコはオスが赤く、メスは地味な色をしています。
なぜ、赤いのか分かりません。
しかし、青いオオルリや赤いベニマシコがいるということは鳥が色を識別してる証拠でもあります。
ちなみに、哺乳類は色の識別が苦手な動物ですが、サルやヒトなどの霊長目は色の識別は得意だと言われています。
エゾシカは色の識別が苦手なので、猟友会が着用するオレンジ色のベスト来ていても、色を認識して逃げることはありません。
ベテランハンターの方の話を聞くと、人が殺気を消して微動だにしなれば、鼻の先まで近づいても人間を認識しないとおっしゃっていました。
先輩ハンターの方々の話は勉強になります。
分布 distribution
「北海道十勝 電線に止まるベニマシコ 町中で見かけることは珍しいですが繁殖地の北海道であれば、時折みかける風景」
・中国、ロシア、朝鮮半島、日本
・日本では北海道で繁殖し、本州以南へ渡り、越冬
・林ややぶ等
オオルリやベニマシコ、タンチョウやオジロワシなど多様な鳥が利用する北海道の自然が末永くそのままにあって欲しいと思います。
愛鳥週間ですのでこのブログを読んでいただきつつ、北海道やあなたの周りの自然に興味・関心を持っていただければと思います。
したっけぃ