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ハンター日記

令和元年狩猟者登録へ 狩猟登録費用は40000円?

更新日:

2019-08-22 No.430

ご訪問いただきありがとうございます。
北海道十勝のハンター
モーリーです。

令和最初の年の狩猟者登録へ行ってきました。

狩猟するためには
各都道府県知事の許可が必要です。

狩猟期間は秋から翌春まで。

※狩猟の詳細期間は各地域によってまちまち

猟銃はもちろん
罠で狩猟をする人も
各知事から許可を得なくてはなりません。

登録費用も高額なため
昨今の狩猟者減少の理由の一つだと
考えています。

20代や30代の方や
まだライフル銃を持っていない狩猟者には
狩猟登録費用の減額措置等があっても良いと思います。

若い方々に狩猟に参加して頂くためにも
若年ハンター育成の視点で狩猟行政を
運営して貰えると幸いです。

 

役割の違いによる、狩猟者登録費用について

エゾシカ猟[2018冬北海道十勝 エゾシカ猟]

狩猟者登録費用は各地でまちまちです。

他の地域の登録費用は分かりませんが、
私が所属している十勝の帯広部会では
1.鳥獣被害対策実施隊は25,010円
2.隊員以外の駆除員は33,210円
3.駆除に参加していない方は41,510円
です。

私は1の実施隊に所属しています。

この金額の中には、
狩猟税やハンター保険、
また各支部へ支払う経費などが含まれおり
これらを嫌って猟友会に所属しない
選択をする方もいます。

私は猟友会の先輩たちの武勇伝を聞くのが
好きなので、猟友会に所属しています。

 

鳥獣被害対策実施隊

1の鳥獣被害対策実施隊とは
地域の農業被害などの軽減のために
パトロールなどに参加している方々です。

月に1-2度程度、地域のパトロールにでます。

キツネやカラス、最近ではアライグマなどが
罠にかかっていないかをパトロールします。

そういう役割を担っていることから、
狩猟登録費用は一定程度免除されています。

 

なお、
ヒグマなどが出没した時は
隊員の中でも特に凄腕の猟師たちが出動します。

腕前も判断も確かな猟師たちです。

先日の札幌市南区のヒグマ徘徊した時も
地元の鳥獣被害対策実施隊員の精鋭が
出動したはずです。

彼らは私にとって憧れの猟師たちです。

 

駆除員

駆除員とは農業被害軽減のために
カラスやキツネ、エゾシカの駆除に
参加する会員のことです。

各地の猟友会で農業被害軽減等のために
駆除が行われていると思います。

十勝だと農業被害をおこす
カラスやキツネ、エゾシカなどの
駆除が行われています。

 

駆除に参加していない猟師

一番多いのがここでしょうか。

秋から春の間に行われる猟に
出る方々です。

駆除に参加している方々は
夏の間も駆除という形で狩猟をします。

しかし、夏は春に生まれた
エゾシカやヒグマの子供たちが
まだ幼い時。

また、
夏のエゾシカやヒグマは
肉があまりついていません。

獲るならやはり秋でしょう。

 

貴方がもし狩猟に興味があるならば、
最寄りの警察署を訪ねてみてください。

したっけぃ

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

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