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ハンター日記

増えるエゾシカの3つの対策 『柵銃狼』の提言

更新日:

2018-12-17 No.327

『増えるエゾシカにどういう対策があるのだろう?
どういう対策を実施しているんだろう。
現場の人を話を聞いてみたい。』

という疑問を持っている方へお答えします。

本記事の内容

・増えるエゾシカの3つの対策

・柵獣狼の提案

どうも、モーリーと申します。

当ブログへご訪問頂きありがとうございます。

ハンターであり、
環境コンサルタントの背景を持つ私が、
現場で見たり感じたりしたことをお伝えします。

 

エゾシカ対策

エゾシカ対策は3つです。

・エゾシカ侵入防止柵の整備

・狩猟・駆除で減らす

・天敵を導入する

エゾシカ侵入防止柵の整備

シカ柵[エゾシカ侵入防止柵 中央の赤い部分はエゾシカの血の跡]

エゾシカ侵入防止柵、通称シカ柵
シカの数を減らす手段というよりも、
シカの農作物への被害を減らす手段です。

シカ柵は農業被害軽減に
かなり有効です。

しかし、コストがかかります。

Web検索すると
100mで\300,000-ほど。

 

ちなみに、
3歳以上のオスジカなら、
2m程度なら飛び越せます。

エゾシカの運動能力の高さには
いつも驚かされます。

 

狩猟・駆除で減らす

スラグ弾[散弾銃(ハールライフル用)のスラグ弾 エゾシカなどの大型獣も狩猟可能]

銃やわなを使ってエゾシカを狩るのが、
私たちハンターの役割です。

2015年度のエゾシカの捕獲頭数は
120,626頭

2016年度のエゾシカの捕獲頭数は
120,413頭

2017年度のエゾシカの捕獲頭数は
119,637頭

ここ3年は約12万頭ほどを推移しています。

北海道の狩猟免許所持者数は、
11,397人(2016年度)

一人10頭ほど獲っています。

 

内地の状況を調べていませんが、
北海道の猟師(来道する内地の猟師を含む)は
頑張っていると思います。

今年度(2018)は国有林内での
狩猟禁止措置もあり、
捕獲頭数がどのように推移するか
興味深いところです。

 

天敵を導入する

エゾシカの増加対策の一つとして
以前より話題になりつつも、
実現できない施策の一つが
天敵『オオカミ』の導入です。

北海道にはかつて
エゾオオカミが生息していましたが、
私の先祖たちが絶滅させました。

大陸には同種のオオカミが
現在も生息していることから、
そのオオカミを放獣しようという提案です。

オオカミ導入により、
シカなどの密度を抑制できることは、
アメリカやヨーロッパでは実証済みです。

ただし、その結果も地域差が大きく
日本で同じように良い結果が出るか否かは
正直なところ、導入してみないと分からない、
というのが現実です。

オオカミを導入する時は、
是非北海道から始めましょう。

オオカミ導入については
改めて記事をまとめます。

 

 

柵銃狼の提案

上記で上げた
・エゾシカ侵入防止柵の整備
・狩猟・駆除で減らす
・天敵(狼)の導入
の対策を合わせて、

柵・銃・狼(さくじゅうろう)提言

と命名しました。

シカ柵の設置も
狩猟も駆除も課題は沢山あります。

オオカミ導入なんて、
課題しかありません。

 

これら課題を
貴方と一緒に考え、
行動し、
オオカミもカワウソもトキもいる、
ヒグマもエゾシカもいる、
そんな北海道にしていきましょう。

 

したっけぃ

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

-狩猟, 自然, 哺乳類
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