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ハンター日記

日本代表の終戦 ホモサピエンスの祭典ワールドカップ

投稿日:

2018-07-03 No.256

 

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どうも、モーリーです。
今回は野生生物や自然についての記事ではありません。
興味のない方は、飛ばしてください。

この一月、山に入っても、川に入っても
ワールドカップのことが考えの多くを占めていました。

私はホモサピエンスの間で
最もポピュラーなスポーツ
フットボールを観戦するのが好きです。

今朝、
ユーラシア大陸の東西両端に位置する日本国とベルギー王国が
ユーラシア大陸中央部ロシアは黒海で戦い、
日本国は敗れ、終戦となりました。

両国の戦力差は
ベルギーが壮齢な10歳以上のヒグマ、
日本が若齢のヒグマであり、
両者がテリトリー争いするような、
そんな絶望的な戦いでした。

日本国は強敵ベルギー王国に雄々しく堂々と戦い、
あと一歩まで追い詰めました。

戦いのあと、
頬を伝うものが
なぜ流れるのか…
感動なのか、悔しさなのか、
分かりませんでした。

 

プレミアリーグオールスター ベルギー王国

ベルギー王国の選手たちはその主力の多くが
グレートブリテン島・北部アイルランド連合王国(イギリス)のフットボールリーグ、
プレミアリーグの選手たちです。
プレミアリーグのオールスターとも言えるチームです。

・アザール チェルシーFC ベルギーの松山光
・デブライネ マンチェスター・U ベルギーの岬太郎
・ルカク マンチェスター・U ユーロの上手い日向小次郎
・フェライニ マンチェスター・U ベルギーの次藤洋
・クルトワ チェルシーFC ユーロの若島津健三
※キャプテン翼を詳しくない方はごめんなさい

ベルギー王国の主力選手の多くは
プレミアリーグに所属し、
チームが同じ選手もいます。

チームが同じであるという事は、
連携もとりやすく、
代表チームにも好影響をもたらします。

日本も香川と乾がかつてセレッソ大阪で同じチームで、
二人の連携は日本の重要な武器でした。

ベルギー王国は
豊富なタレントを要し、
FIFAランキング3位に位置しています。

1位がドイツ連邦共和国、2位がブラジル連邦共和国、そしてベルギー王国です。

日本代表はそんなチームに伍して戦ったのです。

 

ハリルホジッチの遺産

日本代表ユニフォーム[日本が最初に出場したフランスW杯アジア予選のユニフォーム この頃はアシックスだった]

今回の日本代表の躍進は、
ハリルホジッチ監督の基本戦術である、
「デュエル」と「縦の意識」、
それに西野監督の日本的なサッカーの融合による
結果であると考えています。

ハリルホジッチ監督の功績

日本サッカー協会は、W杯の二ヶ月前の4月9日に、
ハリルホジッチ日本代表監督を電撃解任しました。

ハリルホジッチ氏は
ボスニア・ヘルツェゴビナ出身で、
フランスリーグで得点王に2回輝いた元プロサッカー選手。

旧ユーゴスラビアの英雄で、
戦火の中私財を投げ打って民族対立による戦火で苦しむ市民を支援した方です。
地元の歌にもハリルホジッチ氏は登場するぐらいの著名な人物です。

彼は、
・デュエル:一対一の突破・守備で戦うこと
・縦に速い攻撃:縦パスの意識を常に意識すること

の意識を日本サッカー界へ植え付けた方です。

今回の代表チームでも、
・球際の強さ
・縦パスによる展開
・切り替えの速さ
など従来の日本サッカーには見られない、
スタイルを表現していました。

ハリルホジッチ監督の功績です。

日本サッカーとの融合

ハリルホジッチ監督による
縦パスの意識などは、
中田英寿や中村俊輔以来ではないでしょうか。

そこに日本サッカーの持ち味である、
ショートパスによる連携が組み合わされ
質の高いサッカーを演出できました。

ショートパスによるポゼッションで相手を牽制し、
縦の意識とデュエルによる崩しからの展開。

奇しくも「日本らしいサッカー」は
ハリルホジッチ監督により
その土台が作られ、
西野監督により仕上げられました。

参照:『ヴァハよ、元気か?息をしているか?その後のハリルホジッチ』

 

選手とサポーター

日本代表の選手たちは、
二ヶ月前のハリルホジッチ監督の解任と、
西野監督就任という、
暗中模索の中でのロシアW杯への船出となりました。

選手たちをサポートする
私たちサポーターもまた、
サッカー協会への不信感と
その協会をサポートする
アディダスやキリン、電通への不信感から
素直に日本代表を応援できない素地ができてしまい
誰にとっても苦しい状況での
ロシアW杯となりました。

そんな中で
選手たちとサポーターたちは
戦い支援し
グループリーグを突破し、
世界のベスト16の地位を獲得しました。

 

ホモサピエンスの祭典

日本とコロンビア[前の二人が学生時代のモーリー(左)とコロンビア人のホワン(右) その他にも世界中の仲間が写っている]

上記画像は、アホな若き日のモーリーとその友人のコロンビア人のホワン。

ロシアW杯で戦ったコロンビアの友人です。
初戦で当たった時は、
彼のことを思いながら
代表チームを応援しました。

コロンビアもグループリーグを突破したので嬉しく思います。
日本の次に応援しているのがコロンビアです。

その後ろには、
ベネズエラ、台湾、アメリカ、韓国、サウジアラビア、ペルー、インドネシアなど
様々な国の仲間たちがいます。

サッカーを好きな理由は共通言語だからです。
サッカーは英語以上の共通言語と言えます。

世界の至る所で愛されているスポーツであり、
ボール一つと、
あとはフィールドがあれば誰でもどこでも参加できるスポーツは
サッカー以外ありません。

そんなサッカーの祭典は、
私たち人類ホモサピエンスの最大の祭典と言えるでしょう。

世界のあちこちの街角で
点が入るたびに、
絶叫が聞こえて来る。

多くの人類楽しめる祭典、
それがワールドカップなのです。

7月になれば、Jリーグも再開します。
J2は今も開催中です。
貴方も地元のチームを応援しに行ってみてはいかがでしょう。

 

したっけぃ

 

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  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

-その他

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