2017-9-30 No.216
どうも、モーリーです。
北海道十勝は秋です。
エゾヤマザクラやヤマブドウの葉が紅葉に染まり、雪虫も姿を見せ始めました。
先日(9/28帯広市)は最低気温が3度。
十勝の糠平では氷点下まで下がりました。
もうストーブも使い始めています。
エゾリスは食料を貯め始め、ヒグマもサケやドングリを食べて冬に備えています。
あなたの街では秋の気配は感じられていますか。
スズメにエサを与えること
[2017.9.18北海道十勝 庭に播いた米を食べているスズメたち]
スズメに餌を与えています。
あげているエサはお米。
エサを与える理由は、冬場などにエサが少ない時の餓死対策。
スズメの食べ物が少ない「晩秋」から「冬」、「晩春」の頃までの一日一回100g程度。
スズメにエサを与えるポイントは3つあります。
一つ目は、減少しているといわれているスズメへの対応
二つ目は、畑作地帯の十勝ではスズメは益鳥です。野菜に付く害虫などを食べてくれる
三つ目は、近所いるハイタカのエサになってくれる
スズメのエサの種類と理由など
[2017.9.18北海道十勝 庭に播いた米を食べているスズメたち]
エサの種類
スズメのエサはお米が良いです。
くず米は値段も安く手に入れやすいからです。
ちなみに、スズメは雑食です。お米をはじめ、雑草の実や昆虫なども食べます。
私は家庭菜園をやっていますが、その畑の上に集団でまとまってなにかをよく食べています。
そのクチバシ体の割に太く大きくは、穀物を砕くのに適しています。
なぜエサをあげるのか
北海道ではスズメはその多くが冬に餓死します。
冬にはエサを獲ることが困難だからです。
餓死するスズメが少しでも減ることは、畑作地帯の十勝では良い事です。
どのようにエサをあげるのか
私がエサを与える期間は餌が減る晩秋から翌春まで。
一日一回100g程度です。
近所でもスズメにエサを与えている家が多いですね。
エサを与えるポイント
20年で6割も減少
近年、時折スズメが減少しているとニュースを聞きます。
ある調査ではこの20年で6割も減少したとの報告もあります。
減少の理由:
・スズメが好きなヒエやアワ、ムギなどを生産する農家の減少
・巣作り場所の減少
・カラスなどによる捕食
そんなニュースもあるスズメの繁殖を手助けしてあげたいですね。
益鳥のスズメ
十勝は農業王国ですが、稲作はほぼなく、主に畑作です。
稲作地帯では稲穂をスズメが食べるため害鳥となります。
畑作地帯ではスズメは益鳥です。野菜に付く害虫を食べてくれるからです。
そんなスズメが増えることは十勝では良いことといえます。
猛禽類のエサとして
私の住む町にはハイタカが生息しています。
散歩していると時折出合います。
ハイタカは生態系ピラミッドの上の方にいる猛禽類で、数も多くはありません。
スズメはそのハイタカのエサにもなります。
そのような理由から、スズメが増えるとハイタカも喜ぶのです。
エサやりの課題
[2017.9.18北海道十勝 台風18号が過ぎた後の近所の畑の様子]
私の住いは目の前が十勝平野の畑が広がる場所です。
このような広い場所ではスズメにエサを与えてもあまり近所の問題になりません。
しかし、大都市や都市中心部ではスズメの声や糞が問題になっているようです。
貴方も早く大都市から北海道十勝に移住してきてくださいな。
もう10月です。
秋が深まり、一日一日と寒くなってゆきます。
暖かくしてお過ごしください。
したっけぃ