2019-08-20 No.428
ご訪問いただきありがとうございます。
北海道十勝のハンター
モーリーです。
日高の山奥を歩くと
オオアワダチソウがありました。
この植物は他の植物に
悪さをする植物なのですが、
その植物の花に寄り添う羽虫たちがいました。
たとえ悪さをする植物であっても
その植物に寄り添う虫たちもいる。
当たり前のことですが、
一つの一面だけを見て
その生物を判断するのは短慮だなと…
考えさせられた光景でした。
オオアワダチソウ
[2019.8北海道日高 オオアワダチソウに群がる虫たち]
和名:オオアワダチソウ/大泡立草
学名:Solidago gigantea var. leiophylla
科名:キク科
分布:北アメリカ原産、日本や欧州に移入
生育:河川敷や荒地
花季:7-9月
高さ:150cmほど
指定:要注意外来生物・日本の侵略的外来種ワースト100
オオアワダチソウはアレロパシーという
他の植物の生長を抑制する
成分を根から発して、
自分の生育箇所を拡大する
戦略をとる植物です。
植物なのにすごい生存戦略を
とりますよね。
北アメリカ大陸から移入した植物です。
詳しくは分かりませんが、
昭和の始め頃に
北海道に移入してきた様です。
北海道の短い夏を謳歌する羽虫たち
お盆を過ぎると北海道は
秋の気配を感じる様になります。
北海道の短い夏を生きる虫たちにとっては
オオアワダチソウも大切な植物です。
蜜を吸い栄養を取り
繁殖に繋げる。
あと一月も経つと
大雪山系は紅葉で彩られます。
あと二ヶ月も経つと
すっかり晩秋になり
初雪が降ることもある時期です。
したっけぃ