2022-12-15 No.985
どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。
先日、道央の白老付近を走っていると道路にカラスの群れがありました。
何だろうと思い、車をとめて見てみると猛禽類の死骸でした。
その死骸をカラスたちが5羽、6羽とついばんでいました。
ちょっと危ないなと思い、死骸を道路脇へ移動させようと車を路側帯に停め、よくみるとお腹が白い猛禽類です。
最初はトビかなと思いましたが、ノスリかもしれません。
ここではノスリとします。
今回はその時の事を少々お伝えします。
ノスリのロードキル
これがカラスたちに啄まれていた猛禽類の死骸です。ノスリだと思います。
道路上にあったので、道路脇へ移動させました。
直接触ると感染症などが怖いので解体用のゴム手袋をはいて(つけて)ノスリを移動させます。
猟師だとそういうアイテムがサッと出てくるのがちょっと嬉しい?ですね。
このノスリも車との接触事故によるものだと思います。
2022年8月にはヒグマと車の接触事故がありました。
関連記事
事故記録 2022年8月道央道苫小牧ICヒグマ親子ロードキル事故 4009件のエゾシカ交通事故も
同年10月9日には北海道白老町の国道でエゾシカと車の接触事故により車が炎上する事故が発生しています。
野生動物たちとの事故が発生すると、人間の立場から見て「危険だ」、「車の保険適用外だ」などの話になる傾向がありますが、一番の被害者たちは事故にあったヒグマやエゾシカ、鳥たちです。
事故にあい死亡してしまった動物の視点で、交通安全や道路整備事業を考えてみることも大事になって来るのかもしれません。
北海道の国道でぶっ飛ばしたくなる気持ちは分かりますが、しっかりと安全をマネージメントできる速度での運転を御検討ください。
参考サイト
北海道警察 エゾシカに関する交通事故発生資料=
したっけぃ