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ハンター日記

水をはじき保温性の高い羽毛を持つ水鳥

更新日:

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2015-11-03

オオハクチョウ

十勝川に行くとオオハクチョウがいました。

白く美しい鳥です。

オオハクチョウに限らず水鳥の羽毛は、ダウンジャケットとカッパを合わせたような優秀な衣(ころも)です。

 

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保温性に優れ、水をはじく羽毛

ハクチョウは餌を採る時に頭を水中に入れます。

「こんな感じで、餌を採っています。」

「水から顔を上げると、水が滴っています。首周りに水滴も確認できます。」

「水滴が羽毛にはじかれている様が見えます。しっかりと防水されています。」

 

水をはじく羽毛

水鳥たちの羽毛は水をはじき、体温の低下を防いでいます。

なぜ、水をはじくのかというと、羽に「油」をつけて防水加工しているためです。

その油は尾腺油という、鳥の体内からでる油分をくちばしで毛づくろいする際に羽毛に染み渡らせるのです。

暖かく、軽く、水を弾く羽毛って、凄いですね。

このような羽毛に包まれているからこそ、寒い冬の北海道川の上で生活することができるのです。

寒くなってきました。

皆様も暖かくしてください。

したっけぃ

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  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

-自然, 鳥類
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