2015-11-09 No.15
北海道十勝で昨日降った雪はすでに溶けました。
冬本番は、もう少し先のようです。
十勝の観光
北海道十勝の観光といえば、天気が良く、温泉があり、花火大会が有名で、キャンプ場もちらほらあるというイメージでしょうか。
そして十勝の食といえば、『豚丼』のイメージかと思います。
あまり有名ではありませんが、十勝は意外と漁業も盛んな地方です。
「十勝大津の荒海」
シシャモ水揚げ日本一
シシャモは鵡川(むかわ)町がブランディングに成功し、シシャモといえば鵡川のイメージがあります。
しかし、シシャモの水揚げ日本一は十勝の広尾町なのです。
広尾町は十勝の南に位置し、襟裳岬に近い街です。
幻の高級魚マツカワやシシャモ、毛ガニ、ツブ、昆布などが取れることで地元では有名です。
広尾以外にも、十勝管内には大樹町浜大樹や大津町があり、そこからあがる海産物も格別です。
「大津の海でシシャモをとる漁船」
上記写真はシシャモ漁の様子だと思われます。
なぜなら「ゴメ」が船の周りを飛んでいるからです。
「ゴメ」→「カゴメ」→「かもめ」。
かもめの事です。
「ゴメ」とは『浜語』です。
ゴメたち
十勝の海岸線にはたくさんのゴメたちがいます。
それはすなわち、海産物が豊富である事の証でもあるのです。
幻の魚マツカワ
毎年、冬の12月に広尾町で毛ガニ祭りイベントが行われます。
今年(2015年)は12月13日(日)の予定です。
その広尾町でマツカワを頂きました。
マツカワとはカレイの一種で漢字で「松皮」と書きます。
皮膚表面が松の皮に似ていることから由来します。
一時は漁獲量が少なくなり、「幻の魚」と言われていました。
近年は放流数の増加により漁獲高は増加しています。
味は、ほどよく脂がのり、コリコリと締りがよく刺身が最高です。
「幻の魚マツカワ。刺身になる直前まで水槽で泳いでいました。御馳走さまでした。」
「マツカワのご尊顔。まだ口が動いていました。」
十勝観光の魅力
北海道十勝を訪問した際は、広尾町や大樹町浜大樹まで足を延ばし、十勝の海産物を味わってみてください。
北海道十勝には、雄大な景観、凛とした野生生物たち、とれたての作物、しぼりたての牛乳とその牛乳からつくったチーズとバター、そして新鮮な海産物があります。
今日から月曜日。11月になり年末を迎え忙しい時期を迎える方も多いと思います。
あなたにとって一番大切なのが心と体の健康です。
たまには周りの目が気になっても会社を早めに切り上げて、美味しいお店で料理を食べに出てみてはいかがでしょうか!
風邪など引かぬよう、ご自愛ください。
したっけぃ
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