2018-07-30 No.262
どうも、モーリーです。
地元の小学校も先週から夏休みに入りました。
今年の北海道十勝は曇りの日が多いのですが、
晴れる日もちらほらあります。
[2018.7北海道十勝 夏空]
気温は25度を超える程度です。
一緒にいた方が「かすかに秋の気配も感じられる」と言っていましたが、
そんな空です。
そんな中、川で遊んでいるとプラナリアがいたので紹介します。
プラナリア
[2018.7北海道十勝 プラナリア]
プラナリア(Tricladida)、
日本ではウズムシと呼ばれています。
体に毛があり、
その毛の運動により渦ができることから
「ウズムシ」の由来となっています。
大きさは、長さが1cmほど。
川の石の裏や、
落ち葉や枝などに隠れています。
今回は動画を撮影したので紹介します。
ウニョウニョと川底を動き回ります。
動き回りながら、魚の死骸や水生昆虫などをエサとして探しています。
以前捕まえた時にも記事にしているので参考にしてください。
プラナリアの目
[プラナリアの目]
上記画像でプラナリアの目を紹介しました。
プラナリアは目がとても悪く、
光を感知する程度の能力しかありません。
エサを探す時は
匂いで探していると思われます
プラナリアの再生力
[プラナリアの分裂再生実験 中央上で赤く動くのはユスリカ]
プラナリアには驚異の再生力があります。
上の動画はカッターで分裂させてみた動画です。
頭の方が活発に動いています。
体の方は動きが鈍いですね。
二つに分裂させても、
両方ともに再生し、生きています。
記憶も両方ともに保持し、
分裂の可能回数は上限がありません。
条件さえよければ、
無限に分裂再生し、
永遠に生き続けることが可能です。
プラナリアを100分割した実験で、
100個体に再生したとの実験報告もあります。
プラナリアは驚異の能力を持つ生物なのです。
子供たちは夏休みに入りました。
子供達を連れて川に遊びに行ってきて下さい。
貴方の足の石の下にプラナリアたちがいるかもしれません。
そして、川の面白さ、危険さを貴方から伝えてください。
一番の学びとなるでしょう。
したっけぃ