2022-07-06 No.959
どうも、北海道十勝のハンター モーリーです。
水たまりをガサガサしているとヤゴがいました。
オニヤンマのヤゴです。
オニヤンマ(Anotogaster sieboldii)
学名の”sieboldii”は江戸時代に長崎の出島に日本に来ていた医師で博物学者のシーボルトを称えてつけられています。
オニヤンマのヤゴを二匹発見しました。手に大きさの違う二匹のヤゴが乗っていますが、二匹ともオニヤンマのヤゴです。
小さい方は去年か今年生まれた1-2歳のヤゴ。
大きい方は4-5歳でこの夏にも成虫になる終齢幼虫かもしれません。
オニヤンマは幼虫時代を水の中で5年ほど過ごします。
水の中ではオタマジャクシやイトミミズ、小魚などを食べています。
逆にカエルや魚などに食べられます。
その5年間の間でこれほど大きさが変わっていきます。
脱皮する回数も5年間で10回ほど。
そして、最後の一夏に成虫へ変態し成虫へ。
夏の1-2か月を飛びながら昆虫を捕食し、恋をして死んでいきます。
オオスズメバチと並んで【最強昆虫】とも呼ばれるオニヤンマ。
あなたも探しに山へ入ってみてはいかがでしょうか。
帯広開発建設部作成生物図鑑 オニヤンマ
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したっけぃ