2016-07-16 No.141
シジミ
「北海道釧路 馬主来(パシクル)湖のシジミ。泥から体の一部をだしている」
お久しぶりです。
しばし北海道を離れていました。
その間、当ブログを更新できませんでしたことお詫び申し上げます。
ハンター日記は北海道にいる間はずっと更新します。「安心してください 更新してます。」
今回は釧路で採ったシジミについてお届けします。
シジミは英語で"freshwater clam"と呼ばれることもあります。"clam"だけでも良いと思います。
シジミの種類
「北海道釧路 ヤマトシジミ。汽水域に住むシジミの仲間」
北海道の一部沿岸部ではシジミやアサリの潮干狩りを楽しむことができます。
先日、十勝のお隣の釧路にある馬主来(パシクル)湖でシジミを採ってきました。
シジミはお味噌汁に入れて食べるのが一般的です。
お酒を飲む前後にシジミ汁を飲むのも良いとされています。
食べるのが楽しみです。
日本の在来(元々住んでいる)シジミは以下の3種です。
・ヤマトシジミ
・マシジミ
・セタシジミ
今回紹介するシジミはヤマトシジミになります。
シジミは汽水域と淡水域に生息する生物です。
3種の内、汽水域に生息するシジミはヤマトシジミだけです。
また、日本にいるシジミのほとんどはヤマトシジミです。
島根県にあるシジミで有名な宍道湖で採れるシジミもヤマトシジミです。
マシジミは水田や小川にたくさん住んでいましたが、近年の環境変化によりほとんどが姿を消してしまいました…。
セタシジミは琵琶湖だけに住んでいるシジミですが、このシジミも数を減らしています…。
この他にも外来種であるタイワンシジミの日本への侵入と定着も近年問題になっています。
本州の水田脇の側溝などで繁殖しています。
本州の方は採って食べてみてはいかがでしょうか。
タイワンシジミは台湾ではお酒のおつまみとして人気があります。
シジミの採り方
「北海道釧路 馬主来湖の様子」
タイミング
「干潮時の河床の様子。この泥の下にシジミたちがいる。泥で歩きにくい。」
潮干狩りは干潮時に行います。
「潮汐(ちょうせき)表」や「タイドグラフ」でググっていただけると、あなたのいる地域の潮の満ち引きの状態が把握できます。
できれば、干潮のもっとも水位が低い時に行くのが良いです。
服装
「家族で潮干狩りに来ている様子。岸際で採る場合は軽装と長靴で良い。」
・濡れても良い恰好
・長靴か濡れてもよい靴
・軍手(薄手のもの)
濡れても良い恰好であれば良いです。
潮干狩りをがっつり楽しみたい方は胴長(ウェダー)を用意することをおススメします。
膝をついて潮干狩りができるので、腰が楽です。
また、軍手は必須です。
薄い軍手の方が貝の感触を感じやすいので、薄手の軍手をおススメします。
コツ
「体を一部だしたシジミ。基本的には泥の中にいるが、時折泥の上に顔を出すシジミもいる。」
シジミは砂泥の下のやや浅い所にいます。
泥の中に手を突っ込んで動かしシジミが当たる感触があればそれをすくい採るイメージで採ってみてください。
道具
「シジミ 黒く大きく大変美味しいそうなシジミ。アサリほどの大きさがあるのでこれでボンゴレもあり。」
ジョレンやクマデの様な潮干狩りの道具もありますが、私は手で直接採る方が大物が採れるので道具はあまり使いません。
ジョレンを使って採る方は、波打ち際でジョレンを使って砂泥を寄せ集めてください。
その中に小ぶりなシジミが入っていることが多いです。
採れたシジミは家に帰ってから一晩泥抜きをして、すぐに冷凍庫へ。
冷凍した方が、味に深みがでて美味しいです。
シジミもシカも自然からの贈り物です。
食べられることに感謝して美味しく頂きたく思います。
したっけぃ