2018-05-25 No.249
どうも、モーリーです。
山菜の季節はヒグマが活動を開始する時期でもあります。
4・5月に札幌市内南区と西区でヒグマの目撃情報が複数寄せられました。
ヒグマたちとうまく共生していきたいですね。
先日 冬眠から覚めたヒグマがいるであろう山でタランボを採ってきました。
今回は山菜の王様タランボについて紹介します。
トゲで身を守るタランボ
[2018.5.12北海道十勝 ウコギ科タラノキの新芽 これが山菜のタランボ]
タランボです。
ウコギ科のタラノキ(aralia elata)の新芽です。
山菜の王様とも呼ばれ、
クセがなく、
柔らかくかつ歯ごたえがあり、
高血圧や強壮に良く、
かつ美味しい。
[2018.5.12北海道十勝 タラノキのトゲ]
美味しかったり美しいものや人にはトゲがありますが、
タラノキにもトゲがあります。
タラノキのトゲは固く、幹にびっしりとついています。
大きく成長したタラノキの幹にはトゲがなく、
2-3mほどの若い個体の幹にのみトゲがあります。
人や動物に食べられないように身を守っているのでしょう。
タランボのある場所と見分け方
タラノキのある場所は結構いたる所にあると思います。
ちょっとした河川敷にもある所はあります。
日当たりの良い山野の林内が生育ポイント。
見分け方ですが、
上記の画像のようにトゲが密生しています。
同じトゲのあるハリギリという植物もあるのですが、
間違え採ってしまっても、
ハリギリもまた美味しいので問題ありません。
食べ頃のタランボ
[2018.5.12北海道十勝 山菜のタランボ]
大きくしっかりとしたタランボ。
これくらいのものが食べごろです。
これは天ぷらでいただく。
[2018.5.12北海道十勝 まるまると太ったタランボ これは食べ応えがある]
こんなにまるまると太ったタランボはなかなかお目にかかれません。
バターで炒めて、
塩コショウで味を調えていただこうかと。
間違えなく美味しい!
食べ頃を過ぎたタランボ
[2018.5.12北海道十勝 食べ頃を過ぎたタランボ]
これくらい成長してしまうと、
トゲも固くなり、
食べ頃を逸しています。
貴方は最近山菜をなにかを食べましたか?
5月は新緑が美しい山歩きが楽しい時期です。
今週末は山歩きに訪れてみてはいかがでしょうか?
私が東京に住んでいたころは、
時折奥多摩へ出かけて自然に触れていました。
奥多摩 いい所ですよね。
したっけぃ