2022-09-01 No.980
どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。
いかがお過ごしでしょうか。
空を見上げると...
天高く馬肥える秋。私はついつい食べ過ぎてしまいます。
庭で獲れた新鮮なトマトを地元のニンニクとスペインのオリーブオイルでゆっくりと炒めて、よつ葉のバターとパスタのゆで汁を乳化させトマトニンニクパスタを作る。
枝豆もガンガンとれるので毎晩枝豆も食べてしまいます。
体重が増える一方の毎日です。
食べ過ぎは胃腸に負担がかかるもの。
そんな時にオススメなのが天然の胃腸薬であり、ドクダミ・センブリに並ぶ日本三大薬草の一つゲンノショウコです。
今回は路傍に生えているゲンノショウコの薬草としての利用方法についてお届けします。
ゲンノショウコ
フウロソウ科ゲンノショウコ(Geranium thunbergii )高さ30-60cmになる多年草。
夏に白い小さな花をつけます。
山菜としても食べられるが薬草として古くから親しまれる。
別名もイシャイラズ、クスリノハという名前でも呼ばれています。
更にロウソクソウやミコシグサ、ネコアシ、ウメズルなどの名前で呼ばれることもあります。
多くの名前を持つということは、昔から各地で身近で親しまれていた植物である証拠でもあるのです。
分布:北海道から九州まで日本全国
生息:日当たりの良い道端や草地、荒地など
食用:葉や茎
時期:5-8月(山菜としては5-6月、薬草としては土用の頃等7-8月)
効果:下痢止め、整腸、便秘
葉の形がやや毒草トリカブトに似るため、注意が必要。
トリカブトの花は青紫色なので、自信がないときは花の色で判断できます。
春先に山菜として食べる時には、更なる注意が必要ですが見慣れると間違えることはありません。
関連記事:
「鳥兜 ヒグマも山へ 帰りけり」トリカブトの花が咲くころ秋がやってきます
ゲンノショウコを薬草にする方法
ゲンノショウコの全草です。この状態で3日から一週間ほど日陰干します。
こんな感じになると薬草ゲンノショウコの完成です。
食べ過ぎの時などの整腸作用、下痢や便秘など腸の活動に非常に効果があります。
煎じて飲むと「現(験とも)の証拠」があることから、ゲンノショウコという名前が付いたとされます。
昨今は腸の活動が免疫力向上に大きく関わっていると【腸活】が注目されています。
ゲンノショウコのは腸活にも良い効果が期待できます。
参考サイト:
熊本大学薬学部薬草園植物データベース ゲンノショウコ
ゲンノショウコの煎じ方
こんな感じでお茶パックにゲンノショウコの全草を折りたたんで入れます。1日に5-10gを水200gに加え、とろ火で沸騰させた後に服用します。
私は烏龍茶と一緒にやかんで煮だして、温めて飲んだり、冷まして冷蔵庫に入れて飲んだりしています。
効果は翌日のお通じに現れます。
腸活が上手くいっていると、お通じの大きさ、硬さ、長さが素晴らしいことになります。
ゲンノショウコに合わせてヨーグルトや納豆を服用すると、更に腸が喜んで歌を歌っている様が感じ取れます。
大腸「あぁ、いいよいいよ~。よし、今日も一日頑張るゾイ!」
小腸「よっしゃー!いっちょう消化してやりますかい!!」
的な感じです。
健やかな生活は健康から。
健康な生活は免疫力から。
免疫力は腸活から。
腸活はゲンノショウコから。
貴方も健康第一でお過ごしください。
今日のランチはトマトたっぷりピラフにしようかな、と。
したっけぃ