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ハンター日記

北海道十勝 気温-23度 厳しい冬の中で淘汰されていく野生生物たち

更新日:

 

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2016-02-02 No.80

今朝、北海道十勝では気温は-23℃まで下がりました。
北海道十勝は厳寒の真っただ中にあります。
そんな厳しい冬の中にあっても、野生生物たちはストーブもなく、食べるものも少ない中を生き抜いています。
そして、淘汰されています。

厳寒の散歩道

lach「カラマツ。幹と枝の際になにかあります。」

散歩の途中、カラマツの枝になにか引っかかっていました。

lach「松ぼっくりです。」

松ぼっくりでした。
ここ最近、散歩に出てもエゾリスの姿を見ていませんでした。
エゾリスと思われるの食痕(松ぼっくり)があったことで、その気配が感じられて嬉しく思います。

redsquirrel 「この写真のエゾリスは1月に撮影」

冬は野生生物にとって厳しい季節

野生生物にとって冬は食糧の確保が一番厳しい季節です。
この季節に多くの野生生物が淘汰されます(死んでいきます)。
スズメもエゾシカもしかりです。
過去にエゾシカが大雪の年に大量に淘汰された記録があります。

明治12年(1879年)の大雪によるエゾシカの大量死

明治12年(1879年)の大雪が北海道広域に降ったとの記録が「函館新聞」に残っています。
函館新聞にその冬の大雪に影響について記した記事が、断続的に掲載されています。
積雪の概要は以下です。
2月5日、150cm-300cm
2月22日 90cm
3月6日 150cm

この大雪による積雪のため食草がなくなり、数十万頭とも数百万頭ともいわれるエゾシカがこの年に餓死したという記録があります。
十勝川の支流利別川では、エゾシカが死屍累々と流れ、利別川の川の水が臭いで利用できなくなったと記されています。

野生生物に餌を与えるということ

私は冬の間、庭に餌台を設置して鳥に餌を与えています。
エゾシカ同様に、鳥たちも、そのいくつかは冬期間に餌がなく淘汰されています。
一方で「野生生物への餌を与える行為は自然な個体数調節が機能しなくなる」との観点から野生生物へ餌を与えることを否定する意見もあります。

その反対意見があることも考えたうえで、私は餌台を設置することにしています。
なぜなら、生態系のトップに立ち、否、生態系からすら抜け出したように見える私たち人間は、地球のあらゆる場所を自由に改変し、自分たちが食べる食物の製造から加工までをその社会システム(農業や牧畜など)の中に取り込んでます。
そんな私たち人間が、「野生生物への餌を与える行為は自然な個体数調節が機能しなくなる」と言えるのか、疑問です。

アメリカでも鳥の餌やりについて議論があるようですので、参考まで。
以下のサイトの意見では、冬期間の鳥への餌やりは肯定的に考えているようです。
参考サイト:Winter Bird Feeding: Good or Bad for Birds? BY Joe Smith, PhD

 

redsquirrel「厳しい北海道の冬を生きるエゾリス」

今週の北海道十勝は厳しい寒さを迎えています。
そんな中であっても、昨年の12月22日に冬至を越し、日一日と太陽が昇っている時間は長くなっています。
私たちハンターも狩猟時間は日の出から日没までです。
その活動時間は日一日と長くなっています。

風邪とインフルエンザが流行っているようです。
暖かくしてお過ごしください。

したっけぃ

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  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

-自然, 風景・景色, 哺乳類
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