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ハンター日記

探検@知床 知床の母との出会い ヒグマとの遭遇距離4メートル

投稿日:

 

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2017-09-04 No.213

ヒグマ撮影

どうもモーリーです。
世界で一番ヒグマの生息密度が高い場所、知床半島に来ています。
知床半島は世界自然遺産であり、国立公園なので狩猟は禁止されています。
目的は知床半島の自然環境を知ること、そしてヒグマの撮影です。
そんなヒグマの撮影を知床に来て5日目に達成できました。

ヒグマ 知床半島 brown bear

[2017.8.31北海道知床半島 ヒグマ 川を遡上するサケマスを狙っている 距離にして400m程度離れている]

川の真ん中に一粒の黒点が見えると思います。
それがヒグマです。
300mの望遠レンズもバッテリー切れで使用できず、コンパクトデジタルカメラで撮影しました。
ヒグマを見られただけで御の字かな、と思いヒグマの行動を観察していました。

しばらくして、ヒグマもカラフトマスを獲って林の中に消えていきました。
私は場所を変えることにしました。

 

知床の母

この時期のヒグマはサケを狙うため川の近くに集まると考え、他の川へ観察場所を変えました。
そこに、老女性がバズーカ砲のようなキャノンの400mレンズを持っていました。
川にヒグマがいないか観察している私に、その女性が話掛けてきたのです。
車には「ストップ餌やり」のステッカーが張っているので、当初はボランティアガイドの方かなと思いました。

老女性 「あんた、熊かい?」
モーリー「ん?あ、どうも。はい、ヒグマがいないか探しています。」
この私の返答から1時間、その女性はマシンガンのように知床のヒグマについて話し始めました。
自身が撮影した貴重なヒグマの写真も見せてくれながら。
話の内容はヒグマのいる場所情報から、撮影のポイントや注意点など、私が欲した情報を包み隠さずに色々と教えてくれました。
後から分かったのですが、この女性は知床で20年近く生物写真を撮影している方で、知床で撮影する多くのカメラマンや写真家の母親的存在『知床の母』と一部で呼ばれている方だったのです。
知床半島をメインで撮影するカメラマンや写真家がいますが、彼等彼女等は『知床の母』から多くを学んで成長していったとのこと。
ナショナルジオグラフィックに写真が採用された人も、教え子の一人とか。
自身が撮影したヒグマの写真を見せてくれながらの説明なので、本当にすごい人なのだと実感できました。
齢74歳とのことで、もう山には入れないのを残念がっているようでした。
そんな知床の母と話があい、ヒグマを探しに行きました。

 

ヒグマとの遭遇4メートル


[2017.8.31北海道知床半島 ヒグマとの遭遇]

それは突然でした。
知床の母が「ヒグマの気配がする」と話し、その場所に待機すること15分ほど。
上記の動画が取れました。
本当に現れました!
知床の母、凄いです!!

ヒグマの気配の正体も伝授していただきました。

最接近距離は4m!
ヒグマに出合ったのは、4年振り。
こんなに至近距離で会えたのは初めて。
知床の母も、こんなに近寄ってきたヒグマは初めてだ、と驚いていました。

動画を見ると、ヒグマは最初にこちらの方に近寄ってきています。
そのヒグマを一喝している声の主が知床の母です。(スゴイ…)
ヒグマが近寄って来た時、あまり恐怖は感じませんでしたが、もし一人きりならどう対処したのかと思うと知床の母が隣にいて良かったと思います。
ありがとうございます。

ヒグマ 知床半島 brown bear[2017.8.31北海道知床半島 ヒグマ この後斜面で穴を掘り始める アリの巣を見つけたためと思われる]

ヒグマが最初こちらに近寄ってきているのは、餌を貰えると思ったからかもしれません。

 

野生動物へのエサやりはここ知床半島では厳禁とされています。
人の興味と善意からヒグマへ餌をやり、その行為がヒグマの射殺という悲劇に繋がってしまった事例もありました。
ハンターである私がヒグマの射殺を悲劇と呼ぶことはおかしいと思われるかもしれません。
しかし世界自然遺産の知床半島は、せめてヒグマたちの楽園であって欲しいと思うのです。

したっけぃ

 

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  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

-自然, アウトドア, 哺乳類
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