2022-03-09 No.936
夢があります。
北海道からサハリンを通りロシア連邦へ渡り、サハ共和国、ブリヤート共和国、ドゥヴァ共和国、アルタイ共和国などシベリア等にある数々の国々を通り、サンクトペテルブルグを経てモスクワへ至り、ウクライナを抜けてヨーロッパへ至る旅。
ロシア連邦各地を巡り大自然や人々と触れ合い、酒を飲み地元の美味しい料理をいただき、各地で恋に落ちる寅さんのような長い長い旅。
ヨーロッパではオーストリアやドイツ、フランスにいる昔の友人や親戚を訪ねましょう。
バックパックを担いでバスや列車で移動する旅。
しかし、今のロシアも中国も自由に安全に旅をすることはできません。
かの地では下手に撮影しようものなら、いつ逮捕されるかも分からない危険な地域になってしまいました...
どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。
モーリーというペンネームでこのブログを記していますが、私の名前はレーニン。
父が強烈なマルクスレーニン主義者であり、私は「レーニン」という名前を付けられました。
レーニンとは「旧ロシア帝国」を「ソビエト連邦」という世界最初の共産主義国家へと革命により変貌させたロシア革命の指導者の名前です。
中学生の頃に「資本論」を読み、高校で「レーニン全集」、ドストエフスキーとトルストイにハマったちょうどその頃、ソビエト連邦が崩壊しました。
私は「自由」と「民主主義」は人類にとって大切に扱わなければならない宝物のような思想だと思っていますが、今その宝物が揺らいでいます。
共産主義が生み出した独裁覇権国家ロシアと中国によってです。
これからの世界は地域独裁覇権主義による多極化した時代に入っていくのかもしれません。
民族や宗教による緩やかなブロック経済文化圏が誕生し、ブロック毎に競争する多極化した世界へと移行しているようにもみえます。
2022年2月24日にロシア侵攻により始まったウクライナでの戦争はその象徴となる戦争になってしまったと思います。
アメリカの政治学者フランシス・フクヤマが1992年に「歴史の終わり」を著し、資本主義と共産主義の戦いが冷戦とともに終わり人類の新しい時代が訪れると予言しました。
日本はバブル経済真っ盛り。
アメリカでは「※バイ・アメリカン運動」が起こり、日本製品排斥運動が真っ盛り。
1992年は、そんな空気の時代でした。
高校卒業するとともに見分を広げるため、勉強のためアメリカへ渡りました。
カルフォルニア、コロラドを歩きアメリカの古都ペンシルベニアのフィラデルフィアに辿り着きます。
アメリカの首都ワシントンDCへも遊びに行ける距離です。
※バイアメリカン運動:1990年代、米国企業の競争力回復と雇用拡大のため、米国製品の購入を呼びかける運動。多くは日本製の車やソニーのウォークマンなどの日本製製品をハンマー叩き潰すパフォーマンスと共に行われた。
そこで出会ったのがドミティーアとシン。
レニングラード、今のサンクトペテルブルグから来た2m近くあるバスケ好きで静かなドミティーア。
アメリカへ家族ごと移民してきた桂林出身の貧しくも賢い娘シン・フェン。
ロシア人ドミティーアの思い出とともに、今のロシアによるウクライナ侵攻、ウクライナ戦争について学ぶために東欧ウクライナの地政学や歴史を整理しようと思います。
そして、戦火の中のウクライナを支援しつつも、ロシアを孤立させないようロシアへ手を差し伸ばしたいという思いを記します。
次にシン・フェンの思い出とともに、フランシス・フクヤマが「歴史の終わり」で唱えた歴史の終焉はなっておらず、共産主義の本丸はソビエト連邦ではなく現中国共産党であること。
私たち人類は共産主義の名の下に行われている独裁覇権主義から中国人民を解放しユーラシア東方に開かれた自由主義の国々が現れてのち、やっと歴史の終わりを迎えるのだという思いがあります。
そして「歴史の終わり」資本主義と共産主義による対立が失われ、人類は競争原理を失い政治的文化的に衰退するという予言を越えた先。
その後に人類が次に歩む道こそが拙ブログ、ハンター日記のテーマです。
そんな話を書いて行こうと思います。
私自身、迷いながら、混乱しながら記しています。
しかし、ウクライナ戦争が起こった今のこの心持を文字にして残しておく事は大切なことだと思います。
とある猟師の妄想話と思っていただければ幸いです。
4-5回に分けて【レーニンの旅】というシリーズにして記していこうと思います。
雪解けすすむ北海道の様子などを紹介する記事を挟みながら、このシリーズを記していく予定です。
タグカテゴリーは【生命史】にしようかと。
参考サイト:
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したっけぃ