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ハンター日記

オオスズメバチの味 トロトロの甘エビ

更新日:

 

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2017-10-09 No.221

どうも、ハンターのモーリーです。

前回の記事で、
オオスズメバチの巣を採った話をしました。

スズメバチ戦記 オオスズメバチ500匹vsモーリーと仲間たち

今回は、
その巣から採れた、
幼虫や蛹(さなぎ)を食べましたので、
味について記します。

幼虫

オオスズメバチ 幼虫 味[オオスズメバチの幼虫 アルコール液に付け保存している 太さは親指サイズ、長さは2cm程度]

オオスズメバチの巣を採った時、
巣の中には、
幼虫とサナギがいました。

六角形の個室の中に、
すっぽり入っています。

カリカリッと音がします。
幼虫が壁をかじっている音です。

そんな幼虫を穴からピンセットで取り出します。

白く、
柔らかく、
うねうねと動いています。

正直、気持ち悪いな~と…。

生の幼虫の味

うねうねと動く幼虫を、
恐る恐る、口へ運びます。

クチュッ。

味はクセはなく、薄味の甘エビの様で美味しい。
食感は、ドロドロのエビって感じでした。

後から知ったのですが、
幼虫は働き蜂が与えた
昆虫の肉団子を沢山食べています。

その部分は取り除くものらしいのですが…、
一緒に食べてしまいました。

処理方法を洗練させれば、
もっと美味しく、
健康に良い食材になると感じました。

生食以外にも、
パスタの材料にしたり、
かき揚げの材料にしました。

見た目はグロテスクですが、
体に良く、
美味しい食材なので、
採れる機会があれば、
食べたい食材です。

問題点は、
採る際に命を掛けるってところですね。

ある意味、
ヒグマを狩るより難しい食材だと思います…。

 

サナギ

オオスズメバチ サナギ 食べる[オオスズメバチのサナギ アルコール液に付け保存している 太さは小指サイズ、長さは3-4cm程度]

幼虫の次はサナギです。
正直、見た目は幼虫以上にグロテスクです…。

こちらは生では食べずに、
パスタやかき揚げの材料にしました。

他の方にも食べてもらいましたが、
サナギの姿が見えるパスタは食べてもらえませんでした。

かき揚げは、
衣の中にその姿が完全に隠れますので、
気にせずに食べていただけました。

 

サナギの味

サナギの味は、
クセはなく、
健康に良さそうな感じでした。

パスタの材料やかき揚げの材料にしたので、
サナギそのものの味を感じ取ることはできませんでした。

サッと油で揚げたり、
フライパンでザッと炒めれば良かったです。

正直、
見た目がグロテスクで、
姿揚げのような感じでは、
ちょっと…。

結論。

オオスズメバチの幼虫やサナギは美味しい。
しかし、
オオスズメバチを食べる際は、
その姿を見せない様に調理するのが正解、
かなと。

 

したっけぃ

 

 

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  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

-自然, 食・料理, 哺乳類, ジビエ
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