2017-05-12 No.174
カエデの森
[2017.5.10北海道後志ニセコ町 イタヤカエデとシラカンバの林 赤く見えるのがカエデの葉]
北海道ニセコ町を歩いているとカエデの林を見つけました。
イタヤカエデというカエデです。
赤い葉が開き、緑の花が咲き、地面には多くの若木が育っています。
北海道ではよく見かける木ですが、本州ではどうなのでしょう。
本州はヤマモミジが多いのでしょうか。
カエデの花
[北海道後志 イタヤカエデの花と葉 緑色の花 葉は赤っぽいが、これから緑色にかわり、秋になるとまた赤くなります]
イタヤカエデの花と葉です。
花が緑色で、葉が赤っぽく、不思議な取り合わせです。
葉は夏にかけて緑色に染まり、秋になるとまた赤く黄色く染まります。
4ヶ月後の、9月には紅葉となります。
この4ヶ月の間にカエデは秋に播く種を作り、来春に開花と葉をつけるためのエネルギーを太陽と地面から得て、蓄え、冬を迎えます。
そんなサイクルを枯れるまで続けます。
[イタヤカエデの若木 林の至る所に若木が育っている ピンが来ていない悪い写真の典型…すみません]
カエデ林を歩くと至る所にカエデの若木が育っていました。
その多くは大きくなる前に枯死してしまいます。
立派な成木になれるのはごく一部です。
春になり北海道では多くの生物が生き生きと躍動しています。
貴方も私もこの季節を楽しんでいきたいですね。
したっけぃ