2017-05-20 No.181
遅咲きのエゾヤマザクラ
[2017.5.18北海道十勝 エゾザクラ 標高約250mの山間の畑そば]
北海道十勝は連日25℃以上になり、30℃近くまで上がった日もありました。
こちらでは5月5日頃がエゾヤマザクラの満開時期でしたが、山間まで出かけるとまだ桜が咲いていました。
[2017.5.18北海道十勝 エゾザクラ]
以前東京に住んでいたときソメイヨシノの美しさに驚きました。
ソメイヨシノは花だけが先に満開になりその後に葉が生長します。
花と葉が混在する期間は少ないように感じます。
花だけを楽しめる期間が長いのがソメイヨシノの良さですね。
エゾヤマザクラも花が先に咲きますが、葉もすぐに生長するので花と葉が混在する期間がソメイヨシノよりも長いのように思います。
花を楽しむならやはりソメイヨシノなのでしょうが、素朴なエゾヤマザクラも好きです。
コゴミ(クサソテツ)
[北海道十勝 コゴミ(クサソテツ) あっという間に生長するので、食べごろはわずか2-3日間程度 画像は庭のコゴミ]
[北海道十勝 コゴミ(クサソテツ) 食べごろを逸したコゴミ この程度の生長でも食べられる]
コゴミは正式和名はクサソテツと呼ばれています。
目立ちやすいので簡単に見つかり、クセもなく料理しやすい山菜です。
コゴミに限らずですが、この時期の山菜はあっという間に生長します。
食べごろのタイミングで山菜と出会えることは幸運なことです。
1番上の画像は食べごろのコゴミ。
2番目の画像のコゴミはやや生長し、食べごろを逸したコゴミです。
レシピ
[コゴミ やや食べごろを過ぎているコゴミであるが十分に食べられる 下の茶色い部分は取り除き、葉部分は洗い流す過程である程度そぎ落とします]
コゴミはクセもなく、下処理も特に必要はありません。
採ってきたらサッと水で洗い、下部の茶色くなった部分を洗い流し、後は自由に調理できます。
クセがないため、天ぷらやおひたし、味噌汁の具材など利用方法は多岐にわたります。
栄養化も高く、カルシウムや亜鉛、ミネラル、ビタミンなどを多く含みます。
[山菜の味噌汁 コゴミ、ウド、ミツバ、シイタケの味噌汁]
山で獲ってきたコゴミやウド、庭で獲れたシイタケとミツバで味噌汁を作りました。
大地の恵み満載の味噌汁です。
私の庭ではコゴミやアサツキ、ミツバ、フキ、山わさびなどが自生し、シイタケも木から育てています。
実は山にしか自生しない、オクエゾサイシンという北海道の準絶滅危惧種も自生する不思議な庭なのです。
貴方は月曜日から仕事でしょうか。
新しい一週間、仕事も勉強も一歩ずつお互いに頑張りましょう。
したっけぃ