2021-12-25 No.916
どうも、北海道十勝のサンタクロース モーリーです。
私はここ数年、クリスマスイブになるとある施設の子供へクリスマスプレゼントを届けにいっています。
ここの施設の子供たちは色々と背景があり、ここでは子供たちが将来しっかりと社会人として生きていくための力を養うための学びの場所になっています。
また、その親たちも安心して仕事に集中できるようにサポートもしています。
私の幼馴染が運営している施設です。
理念に共感したので立ち上げの頃から少しだけお手伝いさせていただいております。
私の役割はザリガニや魚を捕まえる方法など子供たちへ自然体験活動を提供することと、英語学習とサンタクロース役です。
ハンターなので自然体験はバッチリ、アメリカの大卒なので英語もペラペラ(最近あやしい...)、太っているのでサンタクロース役もピッタリというはまり役。
今年のクリスマスもサンタクロースの格好をして子供たちへプレゼントを配りました。
ネオ・バビロンの子供たち
今、私たちは第四次産業革命のただ中で生活しています。
参考サイト:
私は今の時代を『情報革命時代』とか、古代にバベルの塔を作り滅んだ文明を模して『ネオ・バビロニア時代』などと呼んでいます。
元々は共産主義を唱えたマルクスが用いた概念なのですが、この第四次産業革命時代については、その内このブログで解説できればと思います。
いかような時代であれ、どの文化圏で生活していようと、人が人である以上、いくつかの基本的な共通項があります。
教育について言うなれば、「学びとは生きていく力を養うこと」であることです。
この施設はそういう施設です。
この子供たちが大人になる頃、どのような社会になっているのか分かりません。
だとしても、私が多少でも子供たちと触れ合い、その中で子供たちへ人の社会で生きていく力を養う機会をわずかでも提供できていれば幸いです。
学びの意義
自然体験活動
子供たちとザリガニを捕りに行った時の画像です。このような自然体験学習も単なる外で遊ぶ以外の目的もあります。
自然体験学習を多く体験した子供たちは以下の5つ能力が育まれるという研究報告もあります。
・生きる力の向上
・大脳の自己制御機能への影響
・自己概念・達成動機の向上
・有能感・自己効力感の向上
・セルフコントロールに及ぼす好影響
参考文献:
幼児キャンプの効果に関する研究-幼児用自然体験活動効果測定尺度の作成とその試用- 福富・平野・中野
果たして上記の研究がどこまで本当なのか分かりませんが、現地でみる子供たちの笑顔は本物です。
関連記事:
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外国語を学ぶ
外国語を学ぶことは、正直よくわかりません。
ただ、言語は漫画やアニメのように「文化」そのものです。
言語は学問としてではなく、図工や音楽のように習得すべき技術だと思います。
絵を書くことや楽器を弾けることは、学校でも学べますが、積み重ねて習得できる技術ですよね。
英語もそのようにあって欲しいと思います。
ですので、日本の英語教育は大学受験科目から外した上で、図工や音楽のように技術を習得する方向で学ぶ方が良いと思っています。
テストで文法の正誤を答えるよりも、「あッ!私の英語が伝わっている!スゴイ!!」って実感する方が習得が早いと思うのです。
youtubeコメントで英語で書いて英語で返信があったら嬉しいし楽しいですよね。
この施設では「となりのトトロ」の英語版を見ながら、私がセリフ内容を解説するという方法でやりました。
後から先生に「難しすぎる」と言われてしまいました...ごめん。
でも、恐らくひたすらリピートして子供たちがトトロのセリフを耳から丸暗記すれば、かなり面白い成果がでるだろうなとは思っています。
英語学習については別の場所で改めて深堀したいと思います。
ちなみに、洋画を観ていて字幕を読んでいると本来の内容が日本風にアレンジされていたり、日本のTPOに書き換えられていたりして、正直もどかしい時があります。
もっとダイレクトに翻訳した方が、海外の考え方や感じ方をしっかりと把握できるのに、と。
これは英語が聞ける方なら、字幕を読んで感じていることだと思います。
「モヤッとするけど、仕方ないよね」的な。
以上、話は脱線しましたが、こんな感じです。
今回は子供たちの心をクリスマスハントしてきました。
したっけぃ