2015-11-27 No.33
雪かき
北海道十勝では11月26日未明よりまた雪が降ってきました。
11月に2回も大きな雪が降るなんてここ数年なかったような気がします。
「大雪が降った翌年の畑作は豊作」というストーリーがあります。
来年は豊作かもしれません。
今日は雪かきについて紹介します。
雪が降らない地方の方にとっては、聞いたことがあるくらいのことだと思います。
雪が降る私たちの地域では大雪=「雪かき」なので、大雪が降ると憂鬱です。
どうせやらねばならない作業ですので、アウトドアエクササイズとして取り組むコツを紹介します。
雪かきは英語で"snow shoveling"です。
事故
屋根の雪下ろし作業中の転落による事故が、雪下ろし作業中に発生する事故全体の41%を占めています。
屋根の雪下ろしは、2人以上での作業が望ましいです。
特に年配の方は、料金は発生しますが業者や近所の若者にアルバイトを依頼することが望ましいです。
世代間格差も少しは是正されるでしょう。
怪我などしたら、もっと料金が発生してしまいます。
また、除雪車に巻き込まれる事故も時折聞きます。
除雪車作業に従事されているかたは、大雪が降ると働きづめです。
そこから来る注意力の低下も考えられますので、除雪車には近づかない事を徹底してください。
コツ
雪かきはかなりカロリーを消費する運動です。
アウトドアエクササイズとして取り組んでしまいましょう。
道具
・スコップ
・ダンプ
・長靴
・手袋
・カッパ(ナイロン製等の湿り難い服装)
服装
雪は冷たく体温を奪うので、長靴と手袋、カッパ(スキーウェア等)がおススメです。
また、かなり汗をかきますので、ジャージなどの動きやすい服装で、かつ作業後にすぐに洗濯機へ放り込める服装もおススメです。
タイミング
夜に雪が降っているならば、寝る前に少しでもやっておきましょう。
雪が降っている最中なら、雪も軽く除雪作業による腰への負担も少なくて済みます。
翌朝、再度の作業がありますが、0からの作業よりはずっと楽です。
朝起きて窓を見ると雪が積もっていたときのガッカリ感はハンパありません。
理由は3つあります。
1.仕事に行く前に駐車場の除雪をしないと車が出せない(汗だく)
2.雪が降った直後は、多くの車がゆっくりと安全運転をするので、職場に着くまでにいつもより時間がかかる(遅刻しないか冷や汗)
3.職場の除雪も手伝わないといけない(汗だく)
上記の3つの理由から、除雪は前の晩から取り組みましょう。
コツ
1.雪捨て場の確保:最初に雪捨て場までのルートを確保
2.重い雪の場合はスコップ:スノーダンプを使うと腰に負担が来ますので
3.軽い雪の場合はスノーダンプ:北海道のパウダースノーならスノーダンプでほぼ済みますね。ダンプで雪捨て場まで、ひたすら運ぶ
4.すぐに全域を除雪する必要がないのならば、今後1週間の気温予想を見て雪解けしやすいように、メッシュ状に除雪(得意技です)
5.使用済みコーヒー豆を雪の上に撒いておくと、黒いコーヒー豆が日光により温められ、雪解けが早くすすむ(ネコはコーヒー豆が嫌いなので、コーヒー豆を撒くと近所の野良猫が寄ってこなくなります。野良猫嫌いな方は庭にコーヒー豆を撒いておくと猫が寄ってこなくなります。)
私たち雪国の生活は除雪作業がなければ、都市の機能が停止してしまいます。
私たちが寝ている真夜中に、除雪作業に従事している方が沢山います。
彼ら彼女たちへの感謝の気持ちを忘れずにいたいですね。
では、腰に気を付けて「アウトドア除雪エクササイズ」頑張りましょう。
したっけぃ