2020-01-01 No.550
あけましておめでとうございます。
北海道十勝のハンターモーリーと申します。
拙ブログにお立ち寄りいただき
誠にありがとうございます。
普段は北海道の自然環境や
狩猟に関する記事を
ブログにしたためています。
今後ともご訪問くださいますよう
お願い申し上げます。
正月を迎えお雑煮をいただきました。
北海道は広く83,450k㎡あります。
この面積は
四国(18,800k㎡)と
九州(36,750k㎡)を
合わせたよりも広く、
本州(228,000k㎡)の
約1/3に当たります。
そんなに広い北海道には
各地で様々なお雑煮があると聞きます。
北海道には日本各地から
移住してきた家系が多く、
各地というよりも、
各家庭でお雑煮も様々なようです。
とある北海道のお雑煮を紹介します。
とある北海道のお雑煮
[お雑煮 鳥ガラでダシをとり、白い角餅と半熟イクラで仕上げる]
ダシは鳥ガラ鶏肉の醤油ベース
[鳥ガラスープ]
北海道の内陸部では
かつお節や昆布などの
魚介系ダシではなく
鳥ガラでとる家庭もあります。
昔は海産物が手に入りにくいことが
由来しているのかもしれません。
その鳥ガラスープに醤油で味を調えます。
鳥ガラでとるダシは
なんとなく中華スープの様ですが、
お雑煮にとても合っています。
餅は白い角餅
[自宅でついたお餅]
北海道では関東風に
白い角餅を利用する家庭が
多いと思います。
関西では丸い餅を
利用すると聞き、
食文化の多様性に感じ入ります。
半熟のイクラ
[秋に遡上してきたサケのイクラ]
私の母方がオホーツク海に
面した町の出身なので、
お雑煮にイクラをのせます。
イクラはお玉で湯がいて
半熟のイクラにします。
この半熟イクラがポイントです。
[半熟いくら]
半熟のイクラは、
ほのかに歯ごたえを感じる食感に変化し
味わいもまろやかに変化します。
普段と違うイクラを
食べてみたい方にはおすすめです。
お雑煮を食べる理由
お雑煮は旧年の収穫に感謝し、
神様の魂が宿るお餅を食べることで、
新たな一年の無事を祈願することにあります。
明日は昨年狩猟したエゾシカを
利用したお雑煮を
作ってみようと思います。
昨年は多くの方にこのブログに来ていただき、
誠にありがとうございます。
貴方のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
したっけぃ