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ハンター日記

ヒグマの糞はワインの香り

更新日:

2019-10-08 No.478

お仕事お疲れ様です。
北海道十勝のハンター
モーリーです。

北海道日高に来ています。

日高は十勝とは日高山脈を挟んで
左と右の関係です。

そんな日高の山の林道を走っていると
ヒグマの糞が落ちていました。

前回はエゾシカを食べている
糞を見つけました。

関連記事:
ヒグマの糞を見つけたら? 糞の中身をのぞいてみよう

今回の糞は主に山ブドウを
食べている糞でしたので
その違いを報告します。

 

ヒグマの糞はワインの香り

山ブドウを食べたヒグマの糞[2019.10北海道日高 ヒグマの糞]

これが山ブドウを食べている
ヒグマの糞です。

知床財団という
知床の野生生物たちを
調査管理している団体があります。

その団体職員の話だと
「山ブドウばかり食べている
ヒグマの糞はワインの様な香りがします」
とのこと。

 

糞の中の山ブドウ[2019.10北海道日高 ヒグマの糞の中の山ブドウ]

早速、臭いを嗅いでみました。

「クンクン...クンクン...」

うん、確かに臭くはない。

かすかにワインの香りも
するかもしれない。

しかし、芳醇なかぐわしい
香りではないかなぁ、と。

 

ヤマブドウの木[2019.10北海道日高 山ブドウの木]

糞の近くに山ブドウの木も
あるはずだと探してみると
ありました。

写真だと分かりにくいですが、
ところどころ枝が折れています。

つまり、この木のブドウの実を
ヒグマがよじ登ってブドウを取っていると
考えられます。

ヒグマはとても木登りが得意なのです。

 

そんなヒグマたちに会いに
北海道まで遊びに来てください。

したっけぃ

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

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